教育現場でのブラック労働が改善されない理由は何なのか?

 この記事は、日本の教育現場がいまだにブラック労働であることに疑問を持った私自身が考えた想像のお話です。そのため、読み手の皆さんが「それは違うんじゃない?」と思う可能性が高いかも!?です💦

 それでは、本題に移ります。

ブラック労働とは?

 まず、ブラック企業の定義としては、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」であります。
※Wikipedia調べ(詳しくは以下のWebページへ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD

 このブラック企業の定義文を少し引用すると、ブラック労働とは、過重労働・違法労働を行っている労働のことを指すと思います。

ブラック労働が改善されないのは教員が問題?


 ではなぜ、教育の現場でブラック労働が改善されないかと言うと、ある意味教員に問題があると思うからです。
 というのも、教員はただ授業を行う(教科指導)だけの存在じゃないのは、分かると思います。教員は、教科指導の他に、生徒指導、進路指導…。更には、クラスを持つ教員であれば、担任業務があったり、生徒会を持つ教員であれば生徒会活動に関わる業務、平日だけに留まらず土日も部活動指導など業務内容が多岐・多量であります。

 まぁ、簡単に言えば、労働基準法内でやり遂げる量以上の仕事量がのしかかっており、過重労働になっているのが現状です。

 そこで、本テーマである「教育現場でのブラック労働が改善されない理由は何なのか?」について私なりに想像してみました。

 結論は、教員が「改善してくれ!!」と強く訴えないから改善されないと考えます。
 というのも、上記で述べたように、教員は基本的にちょー忙しく、ハードスケジュールです。そのため、教員は教育委員会に「ブラック労働を改善してくれ!!」と強く主張する時間すらないのです。
 正確に言うと、主張している教員もいますが、大半は主張した所で改善される兆しがないと諦めている教員が多いような気がします。

 それに加えて、教員は心が広い人が多いような気もします。本来企業に就業する人であれば、過重労働で大変と感じると、転職という決断を取る人も多いでしょう。
 しかし、教員は、目の前にいる生徒達のために、必要以上に労働力が強いられていても、「120%の労力」で仕事をこなしているように思えます。
 ただ、近年はこの「120%の労力」では継続できない人も増加しているため、教員を離職する人も増加しているのも事実だと思います。

じゃあ、今後も教育現場はブラック労働が続くの?

 結論、続くと思います。ただ、ホワイトな労働環境になる案もいくつかあります。

 仮にも、日本で働く全ての教員が1年以内に、少しでも労働量を削減する施策を国が提案しないと辞めると、全教員が口をそろえて言った場合は、ホワイトな労働環境に近づいていくでしょう。
(まぁ、こんな状況ありえないけど笑)

 あるいは、現在は教員の担い手不足であるが、大学等での教職課程で定められた単位が誰でも容易に取得でき、教員採用試験の突破もある程度楽に突破できたら、「教員を目指す人が増える=教員の増加=教員の一人当たりの労働量が削減される」可能性があります。
(まぁ、この案だとブラック労働は改善されたとしても、より頭の悪い子供が増えたり、体罰・性犯罪が増える可能性もあるから、却下なんだけど笑)

 あるいは、教員が訴えなくとも、教育委員会が文部科学省に何度も強く訴えると変わる可能性があるかもしれないですね。

 以上が私が想像してみた「教育現場でのブラック労働が改善されない理由」でした。

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