歴史が紡ぎ現代にも続く日本の薬草酒を紹介。
養命酒、桑酒、順徳酒、保命酒、梅酒
忍冬酒、紫蘇酒、あやすぎ酒、せうせう酒、
延寿酒、蘭麝酒、機那サフラン酒、皇帝酒、陶陶酒、浅芽酒…
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2021年12月の記事一覧
BenFiddich自家製忍冬酒
現代にも受け継がれ存続する忍冬酒
『忍冬』は漢名であり
植物名『スイカズラ』『吸い葛』
別名『金銀花』
花の色が金と銀のようなのだ。
砂糖のない時代花筒には甘みがあり重宝された
経緯もある。チューチュー吸うと甘い。
BenFiddichではこのように忍冬(スイカズラ)で
忍冬氷なんかも作って
忍冬氷に忍冬酒を注ぎロックを嗜める
では忍冬酒とは何なのか?
BenFiddichにある十返舎一九
蘭麝酒(らんじゃしゅ)の歴史
日本には様々な歴史ある電灯薬草酒がある。
中国から伝わったものもあれば日本独自に
進化したものまで。
養命酒、桑酒、順徳酒、保命酒、梅酒
忍冬酒、紫蘇酒、あやすぎ酒、せうせう酒、
延寿酒、蘭麝酒機那サフラン酒、皇帝酒、
陶陶酒、浅芽酒霙酒、枸杞酒、赤酒、
菖蒲酒、蝮酒、養老酒、鳩酒、地黄酒
五加皮酒、豆淋酒、山葡萄酒、枸杞酒
榧酒、栢酒、延命酒
そのなかで今日は蘭麝酒(らんじゃ)について。
電気ブラン再構築カクテル
東京都台東区浅草1-1-1
バーテンダーなら『電気ブラン』という呼称で
有名であり
明治45年 日本で初めてBarと名乗った店舗
『神谷バー』と言えば東京を代表するレジェンド
(大正時代と現在の神谷バー↑)
電気ブランは発売してから140年の歴史があり
現在はオノエングループの松戸工場で生産が続けられる。
明治時代の開業当時の神谷バーはこちら↓
『電気ブラン』は
ブランデー、キュラソー、ジン、
薬用ワインの歴史 蜂印香竄葡萄酒
前回の記事では140年の歴史を誇る
洋酒混成酒『電気ブラン』について書いた。
『神谷バー』創始者の神谷傳兵衛が
電気ブラン以外にも明治時代から
今でも受け継がれる薬用葡萄酒がある。
それが『蜂印香竄葡萄酒』
これ、実は知られてるようで知られていない
『電気ブラン』と同等の由緒正しき日本独自に
明治時代に受け入られ進化したワインの形だ
蜂印香竄葡萄酒は電気ブランよりも歴史が長い。
1881年