企業年金　移換忘れ急増？？　

皆様　こんにちは。
記事にアクセス下さってありがとうございます。

最近、日経記事でこんな記事がありました。
企業年金移換忘れ118万人、10年で3倍　2818億円未活用：日本経済新聞

個人型確定拠出年金、転職時に移換忘れ118万人　10年で3倍、2818億円未活用 - 日本経済新聞

せっかくの資産ですが、、、まじか。
やっぱり移換って、難しいんですかね。。そもそも企業型DCの制度そのものをよく理解していないまま、退職する　ということからこうなっているのだと思うのですが。今回は、ちょっとこの記事について、勝手に考察してみたいと思います。

移換忘れ問題の概要

この記事の内容をざっくりまとめると、
企業年金　ここでは企業型DCの元加入者が、退職に伴って勤めていた制度からは脱退した際に、そのまま、脱退時の資産の移換手続きせずに忘れる方がたくさんいる。自動移換先に移換している人（手続きしていない人）が、118万人、その資産額は2818億円、そして人数も額も増えている。　というものです。

結構高い割合で退職時、そのまま移換せずに置いておくようですね😱。
自動移換は全くほぼメリットなし　なので、避けた方が良いとは思うものの、それが多くの方に伝わっていないのが、残念な感じです。

ちょっと見過ごせないのが、審議会で対策を検討している内容としては、「管理手数料の引き上げによって対応を促す」案があるらしいです。自動移換なんかしたら、損だけど、その損をもっと強くして（デメリットを大きくして）移換を促す策・・・？移換しちゃったら1万円かかるよ（今は5000円ぐらいだけど）、だからその前に手続きしようね　的な？

移換手数料や管理手数料の引き上げで、解決するのか？

ん・・？個人的には、そもそも自動移換の痛みを理解する以前の問題が大きいから、手数料を高くしたって思った方向（自動移換を減らそう）には効果なさそうな・・・？そもそも、企業型DCが何かわからないから放置する　というケースが多いから、そこを在職中になんとかしないといけないので、そこの広報にもっと勤めてほしいんだけど、どうでしょうか？

知らない間により手数料消費でもっと資産が減ってたとかって、悲しすぎるけどな。。ムチばっかり増やさないでほしいけど、今後どうなっていくのか見守りたいです。

iDeCoの認知度は上がりつつあるが、、企業型DCの地味さ

マスメディアを見てると、ほぼ企業DCの情報って目にすることなくないですか？
私は退職金について興味深く、色々視聴しますが、NHKとかでさえも、ほぼそのテーマを見かけたことがない、、気がします。（民法は皆無？）

YouTubeやPIVOTなんかは結構ちゃんと解説しているなと思う感じもするんですが、企業型DCってとにかく露出控えめさん、、
日経新聞などの新聞の一部で隅っこでなんとか、、というぐらい。

メディアのCMとかは、個人年金保険の保険CMで溢れてるんですがね。。。なんか個人年金保険ってすごく頼れる素晴らしそうな感じがCMとか見てるとにかく感じます。
iDeCoもネット証券とかを中心に加入促進がだいぶ整ってきている感じはするんですが、企業ごとで運営する企業DCは、金融機関は〇〇銀行とか、〇〇生命保険とかが企業型DCに入ってはいるものの、認知、アピール的にはかなり地味、、、
特に金融機関側が何かこれを説明したところで、トクなこともないし（儲からないし）・・・

でも、やっぱり、企業DCの一般認知度を上げるしかないような、、

企業型DCは、企業単位で運営する仕組みで、DC制度も任意加入だったりマッチング拠出可とか不可とか一概に制度を語れないの、一般論として企業DCを説明できないところだとは思うのですが、もう少し露出の高いメディアで、わかりやすそうな説明ができるようになったら、もう少しマシな気が個人的にはしています。

年金資産という、結構年配よりな案件の話題だから、テレビとかオールドメディアがもう少し取り上げてくれるといいのにな。。　でも、内容に、ドラマチックさがないから、無理かな。。

資産形成で、NISAか、iDeCoか　という本が多くありますが、
私の中では、企業型DC＞企業DB＞NISA＞iDeCo なので、まず資産形成の入口は選択肢があるんだったら企業DCから！と思っています。

今回もお読みいただきありがとうございます。
またぜひお目に書かれたら嬉しいです。ありがとうございました。