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45 それは仕事のやりかたのこと?それとも仕事そのもののこと?
これまでに小学校から大学までは先生に実に恵まれたと実感したと書きました。そしてさらに職場において、実にマネージメントに恵まれたと実感しています。身勝手な形容詞ながら、〇〇さんは最大の上司・△△さんは最強の上司・◇◇さんは最善の上司・そして最良とか最適が相応しいかなと思いながら人生の先輩たちを振り返ることがあります。
仕事のやりかたの議論と、仕事の意義や目的の議論の違いを学びました。どっちが上とか下とかを言いたいわけではありません。もちろん両方が機能した時にマネジメントの成果が出るのでしょう。
ある時はやりかたにおいて凄いと感心する方の教えをいただき、目がテンになったこともしょっちゅうありました。でも最終的にどっちが好きかというと仕事の意義や目的の議論でした。ビジョンというかフィロソフィーの大きさや深さを教わった時は、頭をガーンと殴られるような思いをしましたものです。
自分がサラリーマンとしてどこまでやっていたか出来ていたかについては全然自信はありませんが、いわゆる問いの立て方のスケールの違う上司と仲間と一緒に時間を過ごさせていただけた満足感は、i今もしっかりと失わずにいます。
サラリーマンを終えた今は、やりかたはもうあまり気にしなくてもよくて、意義に対して多くの時間を持てることが有難いです。そして今は、ご縁をいただけるたくさんの僧侶の方々から、意義や意味を教えて頂けることが有難い時間です。