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10年待ったブランドに会えた話

170cm以下のメンズは人権がないという話どっかで聞いた。

身長165cmメンズの僕は、正直同意してしまった。


人権がないと言っても、健康で文化的な生活はもちろん送れているのだが、ことファッションにおいて170cm以上のメンズと比べて選択肢が少なかったことは紛れもない事実だった。


高校から私服通学を始め、社会人になった今も私服通勤をしている。
そんな25歳の僕は、私服通学・通勤歴は10年を越えようとしている。


ファッション誌を開いて気に入ったブランドを見つけ、店舗に行っても、売っているのはMサイズから。
こんなことはしょっちゅうあった。

もちろんジャストフィットするはずもなく、いつもオーバーサイズ気味にならざるを得なかった。


中には低身長でもオシャレを楽しんでいる猛者はいるが、
それはスラムドック$ミリオネヤの主人公みたいな特異な人物だと思ってるし、そもそも各ブランドが低身長向けのラインナップを揃えてくれていれば良い話なのだ。


完全僕調べだが、SサイズやXSサイズから展開しているブランドに足を運んでもSサイズやXSサイズは売り切れている場合が多く、逆にLサイズ以上は売れ残っているのが多い印象である。


プロのマーケターが調査分析して生産量や在庫調整をしているはずだが、
低身長市場における機会損失していないか、つい疑ってしまう。


最近はミニマリズムを生活に取りれてきたこともあって、ファッションから遠くなってきたが、そこで出会った低身長メンズの救世主。

それが UNITED ANTS というブランド。


身長168cm以下をターゲットにしており、まさに僕はターゲットにされてしまっている。


低身長メンズは、Twitterでアンチコメントを書くのもいいが、こういったブランドを応援することで人権獲得運動を起こしていくべきだと思う。

早速僕もこの運動に参加すべく、パンツやらシャツやらをポチってみようかと思う。