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「土の時代」から「風の時代」へ

4月になりましたね。
例年より少し遅かったですが、私の住むところでも桜が咲いてきました。

毎年桜が咲き始めると、10年前のあの日を思い出します。


下の子を妊娠して臨月を迎え、満開の桜の木の下を歩いていた時のこと。


「桜は私たちのために咲いているわけじゃなくて、ただ自分のタイミングで花を咲かせて散っているだけなんだけど、それを見た沢山の人が幸せな気持ちになるんだよな~。」
という思いがふっと沸き上がってきました。

そう思った時、桜がただ桜の花を咲かせるように、人間もその人が自分らしく生きるだけで、周りの人が自然と幸せになっていく存在なんだということに気がついたんです。

そして産まれてきた娘には
「ありのままで自分らしく育ってくれたらいいんだよ~。
そんなあなたを見るのが私たちの幸せなんだよ~。」
という気持ちを込めて、名前に「桜」の字を入れたのでした。



さて、それから約10年がたった今日。
気持ちのいい天気だったので、散歩に行ってきました。

桜だけでなくいろんな花が咲いていました。
すでに満開のもの、まだつぼみのもの、まだつぼみさえできていないもの、きっとそれぞれが自分の花を咲かせる最高のタイミングを待っているんでしょうね。

人間も本来、花の形も色も花を咲かせるタイミングもそれぞれ違うんだと思います。


でも今までの「土の時代」では、所有や肩書、お金などの目に見えるものに重きが置かれ、みんなが同じ花を同じタイミングで咲かせることがよしとされる風潮があったので、そこから外れると何か悪いことのように感じて、苦しい思いをしてきた人もいらっしゃったんではないでしょうか?
(私はたいてい外れていた方の人間だったので、若い頃は特に生きづらい世の中だなーと思っていました。)

でも、そんな200年くらい続いた「土の時代」ももう終わり!
これからは古い価値観や思い込みを手放して、外の世界ではなく自分の内面に繋がり、自分の好きなことや自分なりの価値観を軸にして生きていく「風の時代」へと移行していくと言われています。


ただ、急に自分の価値観を大切にと言われても、
「自分は本当はどうしたいのか?」
「何が好きなのか?」
「何が得意なのか?」
「何が私にとっての幸せなのか?」
ということに気がつくのってなかなか難しいですよね。

私は30代の頃に自分の内面をいろんな角度から見つめ直すために時間やお金を費やした時期があり、その「気づく」という難しさもモヤモヤも体験したので、その時に私が試したものや学んだ知識が誰かのお役に立てればいいなーという思いで、今日noteをスタートしました。



そして私もこれからますます「自分らしさ」を追求していきたいと思っているので、同じ想いの方と繋がっていけたら嬉しいです。

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