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まにまに

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感じたままに、つづる。
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#詩

ムヒを買ってきます。

はじめてはいった喫茶店 ふわふわ厚切りパンの甘み こんがり焼けたチーズのコク うっとりしちゃう黄金色の紅茶 ああおいしいなって 言い合えるひとがいたら もっとおいしいんだろなあ そんなことをおもいながら 隣の人たちの会話を盗み聞きして さみしさ紛らわせてみる どうやら高校の同級生らしい 暫く振りの再会のようでして なによりですね、と心の中で羨む ひとりでいればいるほど 蚊に刺された跡みたいに ふたりの愛おしさが膨れていく むくむくむくむく 膨れた上からばって

【インド人になった日】 右手と左手 ぎゅっとにぎれば いまとみらいがつながった気がした じぶんとじぶんがつながった気がした 怖さと不安の スパイスひとさじ この際右手で食べちゃえば 意外と美味しく頂けるかも ついでにインド人になれちゃうかも #現代詩 #恋愛 #詩 #人生

愛する歓び 愛される幸せ 教えてくれたのはあなたでした 世界でいちばんかわいいよ 真顔でそう言うあなたの顔が可笑しくて 吹き出しちゃったけど ほんとはとっても嬉しかったの 飛び跳ねるくらい嬉しかったの おかげで右足ひねっちゃった #詩 #現代詩 #恋愛

恋をした。世界が勝手に歩き出した。

恋は盲目。 よくこんな言葉を聞くし、 なんとなく実体験からも感じることが多い。 いま、わたしは、立派に恋をしている。 これを恋と言わねば、何というのだ! と胸を張って、選挙カーで叫んで、当選できるくらいの恋だ。 多分わたしは割と恋愛体質なんだと思う。 ようになった。最近。 仕事より遊びより、恋がいちばん好き。 だって、損得とか、利益とか、忖度とか、 そんな歪んだ言葉とは真逆の世界にあるものじゃないですか。自分を解放できるから。 なりふり構わず。 その人のことを1日