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優しさを感じた。 今日、わたしは優しさというただの言葉で、 言えば形容詞で、 ありきたりな言葉で、 男性も女性も「優しいね」と言われたら「ああ脈なしか」と思うあのことばを、 この目で耳で肌で感じた。 それは何でかというと、存在だ。 ただそこにいてくれるだけで、 無言で寄り添ってくれる存在が、 優しさなのだと感じた。 彼は無言でわたしの洗濯物を干してくれて、 無言で本を読みながらわたしの仕事を待ってくれていた。 起きる時間は3時間以上早い彼だが、 文句ひとつ言わず待っ
【新しい望遠鏡の楽しみ方】京都タワーから向かいの商業施設の屋上にいる、付き合う前の両想いであろう男女をじーっと観察する。付き合う前ということもあり、中々踏み出せない男子。「距離が徐々に近づく→手をつなぐ→照れる」このフローが見られたときの感動と興奮といったら、半端ではない。
はじめてはいった喫茶店 ふわふわ厚切りパンの甘み こんがり焼けたチーズのコク うっとりしちゃう黄金色の紅茶 ああおいしいなって 言い合えるひとがいたら もっとおいしいんだろなあ そんなことをおもいながら 隣の人たちの会話を盗み聞きして さみしさ紛らわせてみる どうやら高校の同級生らしい 暫く振りの再会のようでして なによりですね、と心の中で羨む ひとりでいればいるほど 蚊に刺された跡みたいに ふたりの愛おしさが膨れていく むくむくむくむく 膨れた上からばって
【インド人になった日】 右手と左手 ぎゅっとにぎれば いまとみらいがつながった気がした じぶんとじぶんがつながった気がした 怖さと不安の スパイスひとさじ この際右手で食べちゃえば 意外と美味しく頂けるかも ついでにインド人になれちゃうかも #現代詩 #恋愛 #詩 #人生
愛する歓び 愛される幸せ 教えてくれたのはあなたでした 世界でいちばんかわいいよ 真顔でそう言うあなたの顔が可笑しくて 吹き出しちゃったけど ほんとはとっても嬉しかったの 飛び跳ねるくらい嬉しかったの おかげで右足ひねっちゃった #詩 #現代詩 #恋愛
◾️ひとこと日記◾️1/12 土曜日 この日はちゃんと覚えてる。仕事した。3歳ほどしか変わらない大学生を前に、お姉さんモードが発令される。やたらと格好つけたがる自分を俯瞰して「相変わらずだなあ」という感じで、可愛がっていた。後輩を前にすると奢りたいと思ってしまう。
◾️ひとこと日記◾️1/11 金曜日 記憶なし。今日のダーリンを見て、「いかんいかん、続けることに意味があるのだ」と無理矢理穴埋めをしようとしている。でも、ぜんぜん、思い出せなかった。でも、ちゃーんと、24時間生きたていたらしい。今ここに私がいるから、それだけはっきりと分かる。
◾️ひとこと日記◾️ 1/10 木曜日。ドタバタ。幻の焼酎をいただく。飲みやすくてさっぱり。どうにもこうにも、ひとがやる気を出すには結局のところ覚悟ができるかどうか、これに限るんだろうなあ。
◾️ひとこと日記◾️1/8 書くの忘れてた。ってくらい、頭がパンパンマンだったらしい。美味しいご飯屋さん発見。タコラさん。多幸楽で、たこらさんだってよ。生きてるだけでめでたそうだ。女将さんも素敵だった。サバサバ。
◾️ひとこと日記◾️1/7 年始営業初めての日。残業バンザイ!美味しそうと買ったコンビニのビビンバが予想外に辛かった。人生も予想外に辛かったり、予想外に面白かったり。「うらおもて人生録」で色川武大さんが言ってた。人生、4勝6敗くらいがちょうどいいと。あしたもぼちぼち頑張るか。
◾️ひとこと日記◾️1/6 お正月休み最後の日。気持ちは夜の海のような漆黒と化していた。でも、ひとつ夢ができた。というか決めた。今年、ぜったい、砂漠にいく。4ヶ月で20万円。誰かと叶える夢はこんなに心躍るものなの。働くことが一気に苦ではなくなった。夢ってすごい。絵は平山郁夫さん。
◾️ひとこと日記◾️1/5 昼過ぎに起床。洗濯物を干して、近くのスタバでオシゴト。近所のパン屋さんでフルーツサンドを買い、家で頬張る。本当は外で食べたかったけど、1人はちょっと寂しい。夜は中高時代の友人たちと同窓会。「好きな人くらい自分の好きなようにしていいんだよ」泣いた。
◾️ひとこと日記◾️1/4 だし巻き卵の作り方を祖母から教えてもらった。めっちゃ手間かかるやん…とボソボソ文句を言う私に、「手間が美味しいんよ」とひとこと。祖母の目はまるで職人。いつもの優しい「おばあちゃん」ではなかった。誰にだって、誰にも譲れないこだわりがあるんだよなー。
◼︎ひとこと日記◼︎ 1/3 我が輩は猫になりたい。1日だけでも人生交換してみたい。どうでしょう?いい取引ではないでしょうか?