Go To　キャンペーンに思う

「高萩さん、Go To　キャンペーンを
どう思われますか？」
と質問をいただきました。

お世話になっている旅館さんや旅行会社の
先輩方もいるので、言いにくいのですが、

『ちょっとズレているかな、今じゃないのでは？』

とは思います。

当社だって全く洒落になりません。
今日、生かされているのが奇跡です。

よく、朝が来たなと思うし、
明日が無事に迎えられる保障などありません。

とはいえ、一刻も早くコロナを収束させるには
国のリーダーがどちらにせよ腹をくくって
決断するしかないのだと思います。

その決断が「経済を回す」でも
「収束を最優先する」でも良いのですが、

「各自自粛せよ、経済は適宜回せ」

では国民がばらばらになってしまいます。

コロナが脅威なのか、
実は大したことないのかもよくわからないまま
累計人数だけが日々増えていく
（累計ですから当たり前ですが）
のを白けながらみているひとりです。

対症療法も必須ですが、
その先30年を見据えて旗を振って
ほしいなと願うばかりです。

今は踏ん張るから、
30年先の明るい未来を見せてくれよと。

旅行、観光関連の方、本当によく持ちこたえていますよね。

苦しい時は「苦しい！」と言わないと、
芸能人の不倫と引退のニュースに埋もれてしまいます。

旅の仕事は決して不要不急ではありません。