BRM1022 東京200山中湖 備忘録
自分用のメモですのであしからず。
あと動画はこの中のネタから作るのでネタバレです笑
参加まで
200kmブルベに出たいと思っていて、コースを決めたのが4月くらい。
スタート地点が近くて自走で難なく往復できる
山中湖まで登って帰るという分かりやすいコースプロフィール
富士山と湖なら動画映えしそう(富士山が見えないのもネタになるし)
ブルベ的には標準の獲得標高(クロスバイクで出るには無理あると思うけど…笑)
あたりが選定理由。
決めたときはクロスバイクで出るつもりだったけど、結局ロードに乗り換えて、
あしがらロングライドチャレンジコース(115km2000mUp)
自走ミウイチ(210km1300mUp)
三峯神社自走往復(250km2700mUp)
をこなして準備万端。最後のはオーバーキルだけど…
前日の準備
「ブルベ前日有給とったけどなにしたらいいかわからん」って呟いたら自転車乗りの先輩方にたくさん教えてもらえた。ありがとうございます。
実践したのは、
早起きして体内時計をずらす
4時起きのつもりだったけど3時ぐらいに目が覚めて寝つきが悪かったので5時にした笑
朝の散歩
気温に慣らす+脚を動かす目的とのこと。寒かったけど朝焼けがきれいだった。
コース予習
キューシートとルートデータを照らし合わせてチェック。
PCの距離やPC間の距離、獲得標高と途中の登りを簡単にまとめたチートシートも作った(写真1)
Z1-2で回復走
1時間まったり。キャラヒルの映像をおともに。
カーボローディング!
ごはん1合+卵2個+鯖味噌缶の卵かけご飯笑(写真2)
チェーン掃除、注油
サウナ
サウナ→水風呂→外気浴を3周ほど。ブルベで頭いっぱいだったけど少しの間頭を真っ白にできた感じがする。
当日・スタートまで
前述の通り4時起き。30分ちょいで家出て、1時間でスタート地点の武蔵中原に向かう。30分マージンとって6時出走の算段。
時間は予定どおり進んだが、環八はこの時間でも車が多かったのは想定外だった。
N2開催だが、先週末の天気が怪しかったこと、BRM1022であることからか、10人弱の参加者が集まってきていた。
(筆者は前週GRに参加してたのでこの日に決定)
スタートのコンビニが2ヵ所あるので、10人ちょいはこの日の6時にスタートしたのかな?
スタート~PC1
チラホラスタートする人が出始めたので、トイレ済ませてホットの缶コーヒー買って出走。みんな一斉にスタートする訳じゃないのね…
最初は中原街道で平塚方面へ。某多摩川の<自主規制>さんの動画で聞いていた通り、アップダウンのある道。やっぱ横浜って山だわ。
まあ、延々と信号峠進むよりかは、登り下りがあった方が楽しめるような気はする。
その後はミウイチでも通った環状4号(自転車レーンがあって走りやすい!)、県道22号で相模川を渡ってPC1へ。初めてヤビツ行ったときに246回避とブルベの予習目的で通っているので、曲がる箇所はバッチリ!
PC1(46km地点に)までは理想のペースだと2.5hだったので、登りはまあまあ飛ばした。寒かったし、多少はね?
PC1は手前にある道路右側のコンビニと、400mぐらいあとにある左側のコンビニの2箇所が使えることになっている。
実は20kmぐらいからトイレ行きたくなり始めていたので(寒さとコーヒーのカフェインかな?)、人がチラホラ見える手前のコンビニをスルーして奥のデイリーヤマザキへ。
が、まさかの改装工事中!レシートもらえないので、仕方なく手前のコンビニに戻ることに。距離は800m増えて、ガーミンはオフコースだと鳴り響く。これがブルベの洗礼か…
(トイレはすんなり入れました笑)
レシートもらったのが8時40分。トイレ済ませたあとなので、おとなしく手前のコンビニに入ってれば理想のタイムだったな…
前日のカーボローディングのおかげか1000kcal弱消費してもあんまり空腹は感じなかったが、PCでは飲むヨーグルトとおにぎりを補給。また、今後の登りに備えて、棒型のクロワッサンをサドルバッグのボトルゲージに入れておいた。
PC1から通過チェック1
あしがらロングライドでも通った中井町、246と旧道で御殿場に抜けて、道の駅すばしりまで登る区間。Ride with GPS曰く1300mUpとのこと。まあそこまでいかないとしても、本ブルベ一番の登り区間。
ここは理想のペースだと3時間で計算している。(すばしり11時30分着)
スタート直後に、ガーミンのナビが機能しなくなる問題が発生。PC1についてからも5秒毎にオフコースを知らせてきて煩かったので一時休止させて黙らせたら拗ねちゃった…
一応ルート表示はしてくれるので、地図見ながらならなんとか進めるが、地図以外の画面がみられない…
一応パワーと心拍は同じ画面に出しているのが救いか。
ひきつづきヤビツへ向かうときに予習していたコースなのと、あしがらロングライドでも走った中井町近辺なのでコース通り進んでいたところ、トンネルでのGPS切断→再開あたりを景気に、ガーミンのナビが復活しひと安心。
このあたりは近所のローディーの練習場所らしく、かけ降りて来るグループをいくつか見かけた。それにつられてペースアップしたのか、大井町に入る頃にはだいぶ太ももに張りを感じ始めていたので、これはいかんと省エネ走法に切り替えて登った。
200km舐めてたか…?とか思い始める。
松田まで下って246に出ると、動きはするもののまあまあな渋滞。
ミウイチの時も渋滞に巻き込まれつつも12時間で200kmは走破してたので、休憩と割りきって流れに任せることにする。足柄峠や箱根の旧道、椿ライン登るよりはマシでしょ…
246旧道はまたしてもあしがらロングライドで通ったコース。なんだけどここ、こんなに登ってたっけ?あの時は最後尾と聞いて踏んでたんだなぁ…
谷峨駅あたり246に再合流する信号待ちででクロワッサンをかじって補給。こまめな補給is大事って誰かが言ってた。
静岡に入って246を離れ、小山町役場を過ぎたあたりで、ガーミンには20km853mUpのセグメントの表示が。
果てしねぇ…😇
しかし、相模川を渡る前あたりから正面に見え続けていた富士山がだんだん近づいてきたことを感じる。富士山の麓にある道の駅すばしりにも近づいているのだと言うことを言い聞かせ、脚を回していく。
しばらく行って疲れてきた頃、前方には他の参加者さんの姿が。「お疲れさまです」と声をかけつつ抜かしていく。人を抜かすと一緒のコースで頑張ってる人をみると元気が出るね!
ゴルフ場を抜けたあたりのつづら折り区間でそこはかとなく見覚えを感じていたが、須走の町に入るところで確信に変わる。これ高校生の頃に野球部の合宿で来てたところじゃん!
合宿で使ってたコインランドリーや朝の散歩で行った神社を通って精神が回復していく。
民宿のバスで富士山の5合目につれてってもらったことがあったけど、あれあざみ登ってたんだろうなぁ…(しみじみ)
ただ、後で調べたけど泊まってた民宿は2018年に閉業してた…。
というわけで、道の駅すばしりに到着。レシートもらったのが11時54分で、理想より30分弱遅れているが、まあこれは理想が高すぎたんでしょう。
というか登ってるときから思ってたけど、寒い…。
夏用インナープラス夏用ジャージだとお腹が冷えるし、足先もかなり冷えてる。腹巻き的なものがほしい…
富士山ソフト(下が塩味の青いソフト、上が白のミルクになってるソフト)を食べようと計画してたけど、寒すぎて揚げ餅に変更。
脚にだいぶ疲労が溜まってたので、りんごジュースでビタミンを補給して、水補充して、身体が冷えきる前にとっとと再出発。
出るときに気づいたが、サイクルラックは道の駅の一番奥の方にあった。見つからないと思ったら…
通過チェック1~通過チェック2
あと6km籠坂峠を昇れば山中湖に出られて、そこから道志みちを下って行くコース。そして今日最後のまとまった登り区間でもある。登りは残っているが寒いのでフルフィンガーグローブを着用。
籠坂峠の斜度はキツいところでせいぜい8%ぐらい?とかで緩く、そんなにツラい思いはしなかった。ブルベコース説明の「激坂回避」の看板に偽りなし。
ある程度トラック等の走行もあるが、とにかく道が広くて安心して走れたのも嬉しい点。山梨との県境の少し先に籠坂峠の看板が(写真3)。やったー!今日の登りはおわりだー!
山中湖までは下るが、2kmだけなので面倒だしウィンドブレーカーを被らずエアロポジでお腹を守る。ブルベだと反射ベスト着直さなきゃ行けないから着替えめんどいんじゃ。
理想タイムを早めに設定していたのは山中湖で昼食をとるため。ここで登りは終わるし、理想を言えば脚を使いきってでも、12時に山中湖つきたかったのだ。ごはん食べたら下りだしね。
籠坂峠を下った先には調べていたタコス屋があり、ここで昼ごはんといくつもりだった。だった…
店のあたりに行くと、「タコス浜辺で営業中」の看板が。ならばと浜辺に出てみても、広がるのは湖とそびえる富士山(写真4)。寒すぎて帰っちゃったのかな???
さて、撮れ高は確保できたが人権が確保できなかったので、第二候補へ。さ、寒いしほうとうの方が食べたかったまであるから…
というわけで、山中湖畔を離れる平野交差点の少し手前を入ったところにある「お食事処幸房」さんでほうとう(1,200円)をいただくことに。(写真5)
時刻も13時前になっていて、待ち時間は気になるが、出るまでに1時間かかっても道志みち下ってる間に日が暮れることはないと判断。結局他に提供待ちの客がいなかったため、10分くらいでありつけた。
少しして8人の団体さんが来てたから、順番が逆ならマズかったかも。
ほうとうはうどんときしめんの中間…というかうどん寄りぐらいの麺。きしめん的なものを想像してたのでちょっと意外。コシがあって美味しかった。
何よりできたてアツアツなのが嬉しい。人権あったけぇ…
あとは道志みちを下れば通過チェック2。山伏トンネルまでの登りはほうとう食べたばかりのお腹にはちとキツかった…笑
でも道中気温13℃の表示をみたので、温かいほうとう食べられて良かった~!
山伏トンネル手前でフルフィンガーグローブ、ウィンドブレーカーを装着し、いざ長い下りへ。
ここで無理にタイムを稼がなくていいよう、食事1h、移動2,5hで計算している。
下りはガーミンのマップチラチラ見て、カーブの手前で後方を確認し、車やバイクがいればきっちり速度を落としてキープレフトで、いなければ車線いっぱい使って下って行く。ウィンドブレーカーのフードが邪魔だったかな。あと視界広くとれるアイウェアが欲しくなる…やはりコンタクトか…
登り返しが何ヵ所かあるのは把握していたし、開始距離もメモしていたが、PC1でずれたり、スタートのコンビニと実際の起算場所が異なっていたりでずれてたのであんまり参考にならなかった。
まあGWに車で登ってて、下ったあとに橋渡ったらその先が登り返し、ってのはなんとなく覚えてたし、登り返しが見えたらなるべく下りで勢いつけるようにした。補給しておいたのもあって、籠坂峠までで消耗した脚はだいぶ回復できた。
そして、登り返してて暑くなってきたことに気づく。やっぱ標高1000mって冷えるんやな…
通過チェック2のレシートをもらったのは14時40分。昼飯を30分ほどで済ませられたこともあり、15時着の理想タイムを上回ることができた。
下りで飛ばさないためとはいえタイム設定が長すぎたとも言える…
コンビニでは脚の疲労軽減用にオレンジジュース500mlを飲み、ちまちまかじってたクロワッサンがなくなったので棒状のパンケーキを買ってサドルバッグのドリンクホルダーへ。
通過チェック2~ゴール
3kmほど下ったらまた1km登り(トヅラ峠)。あとは宮ヶ瀬湖から降りてくる道にでて新小倉橋を渡り、武蔵中原まで市街地を行くルート。
特に宮ヶ瀬湖から降りてくる県道513号線はお気に入りの道なので、それを楽しみにトヅラ峠を登ることにする。
あとは混雑が予想される相模原市街およびそれ以降の市街地を心を無にして進むことになるだろう。
登り返しが暑かったのと、道志みちの下りはあと3kmほどなので、コンビニでるときにウインドブレーカーとフルフィンガーグローブはキャストオフしておいた。短いけどまあまあ急なトヅラ峠に備える(ここもGWに車で通ってる)。
下りで体力回復してたので、ダンシングで身体ほぐしたりしながら登り(あとでStravaみたら5分とはいえFTPを上回る平均239wで登ってた…笑)、県道513号のワインディングを堪能。そして帰ってきたことを感じる。
相模原インターの合流にビクビクしながらも新小倉橋まで下ったら、気持ちいいサイクリングとはお別れ。新小倉橋をえっちらおっちら登り、側道を登ると車の列が。
まあ、このあたりは宮ケ瀬や津久井湖・ヤビツの帰りに何度も通った道。相模原を抜けるまでに時間がかかることは織り込み済みなのです。
信号や渋滞待ちを、先の通過チェックで買ったパンケーキでごまかしつつ、ちまちま進んでいく。ファミマのパンケーキのがしっとりしててウマかったな…
ところが、鶴川街道にでて、鶴川駅あたりに差し掛かったところで渋滞の列が動かなくなる。
この後の混雑具合は以下のボヤきをみて察していただこう。
DNFして帰ろうかな
家の近くのコンビニのレシート証憑にしようかな
小田急が地べた這いずり回ってるのが悪い
そりゃ交差点の隣に踏切置いたら渋滞するでしょ(Cties Skylines脳)
うわー!急に空いた道にでるなー!脚がスリープしてるでしょ!
精神が100km分疲労したからこれは300kmブルベ
ともあれ、最大の難関だった渋滞峠を越え、最後のチェックポイントである、通過チェック2到着から3時40分が経過した18時20分、ゴール地点のコンビニのレシートを入手し、これにて初めてのブルベは終了した。
まとめ
前半は正面に富士山を拝みながら登り、山中湖につけばそれらを一望できるという、頑張り甲斐のあるコースだった。道の駅すばしりまでは車が少なく、道の駅を越えると車は増えても道幅は広く、路面も全体通してキレイだった。
昼頃に山中湖に至るので昼食の選択肢も多いのも良かった。もう少し紅葉が進むと観光客も増えそうだが。
道志みちの下りは極端に斜度がキツい箇所やカーブが難しい箇所もなく、砂利も少なくて安心して下ってこられた。
あとは渋滞にハマるかどうか…おのれ鶴川街道笑
ログは写真6の通り。平均パワーは冒頭に述べた秩父の時も117wだったので、これぐらいがマイペースなんだろうと思う。
前半から飛ばして昼ごはんを食べる時間を作り、ごはんと下りで回復、という作戦はうまく行ったし、PC間で食べるものをサドルバッグのポケットに入れておいたのもよかった。
あとは気合いいれてカーボローディングに努めたのもあり、道中エネルギーの不安を感じることはなかった。
(途中脚が張ってくる場面はさすがにあった)
とりあえず、東京に夕方ごろ帰ってくるブルベはもうお腹いっぱいなので、次は300kmに伸ばして到着を遅くするなり、もうちょっと外れの土地がゴールになっているブルベとしたい。
では皆さん、よい旅を。
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