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自己紹介と弊かわさきロボット紹介

自己紹介


かわさきロボット競技大会にて上の画像のようなロボットで出場していたものです。大学時代にSRDCというロボットサークルに所属していました。もともと大学の設備に頼り切ってロボットを制作していましたが、社会人となった関係で設備全般が使えなくなり大会への出場ができなくなっています。また出れたらいいな。

かわさきロボットについて→かわロボについて | かわさきロボット競技大会|かわロボ (kawasaki-sanshinkaikan.jp)

かわさきロボット紹介

ここでは学生時代に使用したロボットについて紹介します。

一年機

機体名かじき。長い棒のようなものがついているのでロングロッド機とも呼ばれていた。

大学一年時、SRDC所属後に先輩から引き継いだロボット。私がロングロッド機使うきっかけとなったロボットです。射程が長いため、バトルフィールド内で比較的安全な自陣に篭って攻めてきた相手を遠距離から安全に倒す待ちの戦法を使えました。また、攻撃用のアームの威力が高く、相手の機体を勢いよく持ち上げて一本釣りのようにフィールド外へ投げ飛ばすという派手な事も出来ました。かわさきロボットニュービーが扱っても短時間で倒されにくく、使いやすい機体だったと思います。射程の長さからくる安心感とロッドを相手の機体の芯へ刺して投げ飛ばす快感が気に入り、自分で機体を制作する時もロッド機にしようと決めました。

戦歴:本大会、地方大会共に1~2回戦敗退
現在:私が卒業した時には原型がまだ残っていた。

二年機

機体名イヴェルタル。SRDCでは普通のロングロッド。

大学二年時に初めて製作したロングロッド機。昨年かじきを使って感じた以下の不満点の解消を目指して制作しました。
・脚があまり速くなく、懐に入られたら逃げることもできずに負ける
・脚の部品点数が多く、整備がしづらい。
・機体そのもの(特にアーム)が重く、拡張性に乏しい。

脚やアームの減速機に使うギアの枚数を必要最低限に抑えて重量を減らして、軸受けのベアリング化やダンパー、スタビライザーへ割いた形になりました。戦法は引き続き待ちが主体でしたが、相手の機体から逃げ回ることができるようになり、生存率が大幅にあがりました。この機体の気に入っている点はアーム部が頑丈なことでした。アームの自壊を恐れずに試合をこなせた点がとくに良かったです。記憶の限りでは一度しか壊れなかったような気がします。

アーム最終段ギアM5×4本が破断した。
追加で平行ピンを突っ込んだら解決した。

戦歴:本大会ベスト48
現在:アームのギアボックスをはぎ取られ再起不能になる

三年機

機体名セイレーン。アーム先端の形状がお気に入り。

大学三年時に制作。諸事情により脚のみを作りました。アームはイヴェルタルのものを使用しています。当時かわさきロボット競技大会にて優勝されたミドルツインロッド機に影響をうけまくり、脚のサスペンションを前後回転サスから前並行後ろ回転サスへと変えました。
この機体は以下のコンセプトをもとに作られました。

・相手にインファイトで攻撃されても一撃は耐えられるようにして、待ちに失敗しても仕切りなおせるようにする。

・待ちが成功し、相手に攻撃が入った際に追撃を決めやすいように脚の性能を、特に障害物走行時の走破性を向上させる。
(障害物に機体が引っかかって追撃が失敗する事の防止が目的)

・GFRPを使わない。
(GFRPの切断が面倒くさかった、GFRP切削時に出る粉をあまり吸いたくなかったため)

脚の構成を変えた事、機体後方にスタビライザーを追加した事およびアーム先端の形状を変更した事が功を為し、コンセプトは達成できました。しかし、私の機体以上にかわさきロボットの環境が変化し、機体性能が向上したにもかかわらず当時の大会戦歴は去年を下回る結果となりました。

特に以下の点が厳しかったです。
・横回転の増加。
スタビライザーによる防御を無視して一撃で行動不能にされるのがきびしい。

・かわさきロボット全体の高速化。
体感、この年から団体によらず機体の脚性能が全体的に向上し、試合の展開が早くなった気がする。これによって待ちがやりづらくなった。

・ポリカ製の下板を採用した機体の増加。
機体全体の剛性が低くなり、
攻撃を当ててもポリカのしなりである程度威力が減衰されてしまう。
そのため、ロッドの一撃でフィールドの外まで飛ばす事がしづらくなった。

  • いままではロングロッド機でひたすら待ちの動きをし、走行ミスによる自滅のリスクを減らす事を第一に考えていましたが、動かない事そのものにも相応のリスクが生じることを見落としていました。

戦歴:本大会予選敗退
現在:一年機として生き残ったはず

四年機


機体名ヨコロス。初のシールド機になるはずだった。

大学四年時に以下のコンセプトを元に設計した機体。

・横回転対策ができるように強固なフルクロスを搭載できる重量の余裕を確保する事。
・インファイト前提の機体構成にする事で自身に身についた待ちの癖を解消する事。
・部品は可能な限りセイレーンと規格を統一し、セイレーンの予備パーツを使いまわせるようにする事。機体制作の時間を減らして操縦練習に費やす事が狙い。


フルクロス。ポリカのシートで機体全体を包むことで機体の隙間をなくして横回転の鎌が入らないようにする装甲。かわいいキャラを添えることで相手はさらに攻撃しづらくなる。
戦歴:横回転に敗退

機体の設計が終了したタイミングでコロナが襲来したため、没になりました。

戦歴:なし
現在:制作予定なし

大学院二年機


機体名セイレーン 数年整備していなかったのに何故か動いた。

大学三年時の機体の使いまわし。サークル同期に影響され、山越えを絡めた走行を多用するようになりました。小型機など一部の機体が通れないルートから攻めや逃げができるので取ることができる戦法の幅が広がりました。

山越えや走りあいを重視するように意識してから、大学三年時に抱えていた課題をある程度改善できるようになったからか勝率があがりました。その甲斐あってからか学生最後の本大会で決勝トーナメントにいけました。うれしかったです。

結局最後まで横回転への有効な対策が見つかりませんでした。次は機体サイズを縮小させて当たり判定を小さくする事から始めてみます。

戦歴:本大会決勝トーナメントベスト4、
現在:同年のKHK杯にて重症を負うものの生存、後遺症で機体カラーが変わった。多分1年機になったはず。

なんか生き残った三年機


今後

今X(旧twitter)にてアドベントカレンダーやミニかわロボといった取り組みを試みた方のおかげでかわさきロボット界隈で情報共有がブームになっているように感じています。私もこれに乗っかりたくてnoteを始めました。

何か書くネタが思いついたらアドベントカレンダーに参加したいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました!







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