「マインドセット~やればできる!~」を読んでみた。
読書感想文第2弾。これまた、人に勧められて読んだ本。
正直、こういうマインドあげてこ~!みたいな自己啓発系の本ってちょっと苦手でした。色んなtipsが載っていても、経営寄りか、宗教(思考思考系…)寄りで、具体的に「よし、明日から○○しよう!」って実行できるようなリアルなものがなかったから…(読書習慣が身についてなかっただけとも言える…)
MIND SET「やればできる!」の研究
キャロル・S・ドゥエック
先に言うと、この本で書かれているのは「マインドを変えると、仕事や家庭、恋愛等の人間関係が変わり、学びの姿勢が変わることにより、結果的に自分自身の成長や目標達成へと近付ける」ってことでした。
前回読んだ「働き方」(稲森和夫著)もそうだけど、考え方ひとつで、同じ出来事も大きく変わるんだなぁと改めて感じた。
自分の考えが変わると、他人へのはたらきかけ方も変わって、自分だけじゃなく、相手の自分に対する反応や印象も変わって、結果、人間関係もより良くなってくるということがこの本を読んで理解出来た。
今回も私的アハ体験ポイントを、備忘録として残しておきます。
①硬直マインドとしなかやマインド
硬直マインドの人は、才能や新しい挑戦に対して、大抵後ろ向き。
例えば、何ヶ国語も流暢に話せる人や、海外で自由な暮らしをしている人を見て、それぞれのマインドの違いによって考え方が変わるらしい。
硬直マインドの人「あの人は最初から才能があって、家庭環境も恵まれているからだ!自分には才能がないから無理!」
しなやかマインドの人「才能はいくらでも磨けるし、変化する。自分もこれから努力すればあの人のようになれる!」
自分自身の才能って予め決まってるんじゃなくて、努力や行動で充分に変えられる。この本を読むと、もともと才能があって努力なしで成功してる人なんて居なくて、熱意を持って努力を続けた結果なんだと思えてくる。
②しなやかマインドになる為に
この本を読んで(読んでなくても)硬直マインドは良くないことが分かる。
硬直したマインドでは何に対しても後ろ向きで、新しいものや成長するチャンスに巡り合っても、固定概念で成長をとめてしまう。
じゃぁ、どうやってしなやかマインドになればいいんだろ?
色んなことが書かれていたけど、私的見解は「ありがとう。まだまだやれる、次!次!」の呪文だと思った。
例えば、ある日友人から自分の行ったものに対して「これは良くないと思う。もっと○○したら?」とアドバイスを受けたとする。この友人は親切で指摘してくれてたとしても”自分自身を拒絶された”と感じ、「自分にはもう才能がない」「頭が悪い」とか、中には「何で理解してくれないんだ」怒る人もいるかもしれない。
これってよくありそう。
指摘された→自分は能力がない
って考えてしまうのは、自分が今やっている事が完全で正しいと思い込んでる、完全に硬直マインドで、
しなやかマインドの人は「失敗した体験から何が学べるだろう?どうすればもっと自分を向上できるだろう?」と、フィードバックを活かして、そこから学ぼうとする。
そして、思い立ったらすぐ行動!これがしなやかマインドの人の考え方。
だから、「ありがとう。まだまだやれる、次!次!」
【まとめ】
失敗したり落ち込んだり、批判や指摘を受けたり…
人生はHAPPYなことばかりではないけど、その時にネガティブな出来事ばかりにフォーカスしてしまうと、負のサイクルに陥ってしまう。
何かネガティブな出来事があると、それがずっと頭の中をぐるぐる巡って、何もできなくなる…って事、私だけじゃないと思う
「あなたは自分の脳のお世話係。正しい脳の使い方をすれば、脳をいくらでも成長させることができる」
たった一度きりのかけがえのない人生。
自分自身で自分の成長をとめてしまうなんてもったいない!
もっと自分を信じて、自分を幸せにしよう。
そして思い立ったらすぐ行動!
”これからの人生で今日という日が1番若い。”
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