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【#マリカにじさんじ杯】レオス・ヴィンセントが見せた200点満点のパフォーマンス

どうもベルドラです。
ここのところちょっと余裕がなかったんですが、この記事を上げないと2022年が終われないので筆を取ってます。

さて本題のレオスについて。僕の見通しが甘かった。素直に脱帽です。
前回の記事の通り、レオスについてはめちゃくちゃ期待してました。

前記事でのレオスの紹介文がこれです。

今年のレオスは飛躍の年であった。いち早く3D化も成し遂げ、公式番組に引っ張りだこ。ソロ曲のCDもリリースした。そんなレオスが今回はさらなる勝利へのこだわりを見せるのか、もしくは大会趣旨である「エンジョイ」を尊重し、楽しく走り抜けることができるのか。

今大会で最も「進化」に注目したいライバーがレオス・ヴィンセントだ。

この時点(予選前)の僕は、「勝利へのこだわり」と「エンジョイ勢的なお祭りムーブ」は両立しないと考えていました。なぜなら、勝利へのこだわりは最後の瞬間まで貪欲に勝ちを目指す姿勢が感じさせるものだからです。

去年のレオスがまさにそれでした。配信中なのを理解しながらも悔しさを隠しきれず、放送事故スレスレ。
その悔しさを昇華した先に見えた未来は2つ。勝利への渇望を貫き通して「見たか!私の実力を」と叫ぶレオスと、真剣勝負からは少し身を引いて「いやー負けちゃいましたねぇ」と場を盛り上げることに徹するレオス。声まで聞こえるほど想像が容易な未来。
思えば僕はレオスの「進化」に期待しながらも、過去のレオスに囚われていたのかもしれません。

今年のレオスは予選で魔境Gリーグに放り込まれましたが安定した走りを見せ、3rdレースで予選通過をほぼ確定させました。最終レースでは突如変身して大きく順位を崩しましたが、前半の貯金を生かしてなんなく予選を通過。
予選の走り方を見ても、レオスがきっちり仕上げてきたことは明らかでした。

そして本戦。準々決勝、準決勝と着実にコマを進め、去年果たせなかった決勝進出。飛び出した言葉が「決勝行けたよ!みんなー!」なのがエモすぎる。ファンのハンドリングも上手くなっちゃってもう……

決勝は不運にも最下位スタートとなってしまうものの、2ndレース「ビッグブルー」では奇跡的なキラーからの6人抜きを見せ、トップの葛葉を差し切っての1位。ゴール時の「悪いね!」には練習の積み重ねで得た謙虚さと勝利の喜びが詰まっていました。

個人的に一番楽しかったのが5thレース「ロックロックマウンテン」。各々のルート選択によって順位が大きく変わり、グライダーでの追い上げは観ていて気持ちよかったです。キラーに追われる緊張感の中うっかり出てしまった「信じる。"俺"」も真剣さが伝わる名シーン。

総合4位について表彰台も見える中で迎えた最終レース。選ばれてしまったのはゲーム屈指の運ゲーコース「ベビィパーク」。打開(下位からの追い上げ)がセオリーとされるこのコースでレオスがとった戦略は先行逃げ切り。マジかよ。「もうこれ何が正解かわかんないから前出ようぜもう!」も、これまで見せてきた練習の成果を踏まえると割り切りの一種でしょう。

そして先頭を走ったレオスは見事……めちゃくちゃになりました
ただ、このレース中レオスは終始楽しそうに走っていました。こっちも楽しくなっちゃうくらいに。アイテムを叩きこまれて順位が急降下してもゲラゲラ笑っていました。
それは、このベビィパークがそういうコースだから。練習を積み重ねて、やりこんだ上での判断です。レオスは「勝ちたい」という気持ちの土台をキープしたまま、笑顔で運ゲーを楽しんでいました。順位確定後の「表彰台上がりたかったよー!」というコメントがそれを裏付けます。

事前予想において、僕は『「勝利」か「エンジョイ」か』。という2つの観点からレオスを注目選手として挙げました。どちらかは達成してくるだろうという期待は当然あったのですが、まさか両方で100点満点を達成してくるとは。もう200点。いや200億兆点くらいあげたい。

最高の成長を見せてくれるライバー、レオス・ヴィンセントに2023年も注目です。

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