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五島への移住をする際に知っておいた方がいいこと

私が生まれ育った長崎県五島市は、最近はテレビドラマやメディアのPRによって移住者が集まる島として報道されています。

年間移住者200人と呼ばれ、「移住者に人気の島」と言われていますが五島へ移住する前に知っておいた方が良いことをお伝えします。

意外と街は発展しているが・・・

福江の市街地

ドラマやメディアで見るよりも実際の福江島は「割と都会で海や山も綺麗だし最高♪ 」と単純に判断して、「五島に移住して新天地での暮らしをエンジョイするぞ🔥」と意気込んで衝動的に移住を決めてしまうのは、あまりお勧め出来ません。

というのも五島の問題点って写真や動画で「映らないような」内面的な部分があるからです。

五島に住むと 「当たり前は当たり前じゃない」という意味が分かると思います。

その例えの1つを紹介しましょう!

・下水道設備が存在しない

下水道の歴史を辿ると、今から2000年以上前の古代エジプト/古代ローマの時代にすら存在したという下水道(もちろん現代の下水道とは異なります。)

実は五島市には「存在しない」です😳

もちろん、汚水をそのまま海や川に流すわけにはいかないので 「汲み取り または 浄化槽」を使ってトイレからの糞尿を処理しています。

汲み取り式にしても浄化槽にしても維持する費用がかかります。例えば、浄化槽を使うための電気代は高くなりますし、浄化槽の清掃代や点検費など想定外の出費があることに気がつくでしょう。汲み取り式の場合でも汲み取り代がかかります。

上下水道は社会インフラとして、「当たり前」だと思っている人からするとその存在をちゃんと把握していない人もいるかもしれません。

上下水道が設備されている都市の場合は「上下水道代」としてのみ請求されるため、五島市に住むよりも総合的に安いこともあるでしょう。五島市は水道代はあくまでも上水道の値段のみとなっています。

「下水道が存在しない」ことは写真や動画のような見た目では分からないので気づかないポイントです。

なぜなら下水道は「地下の世界」ですからね😅

・給与が安くても大丈夫!というけど


どんなに給与が安くても「五島はお金がかからない」という都合の良い情報のみを信じて、蓋を開けてみたら「聞いてた話しと違うじゃん」はあるあるなので要注意ポイント

ガソリン代も本土より高く、車社会なので維持費もかかります。レギュラーが197円〜200円/ℓ超えもあります。

"大きな家で家賃が安くて"
→このようなケースは滅多にないです。

それから本土と離島を結ぶ航路も値上がりの影響で非常に高くなっています。

そのため、「移住者が幸せになれる」というよりも資産家や富裕層が移住するならば幸せになれるかもしれませんね😅

最後に伝えたいこと

私の情報が正しいかどうかを確かめたい方は、実際に五島に移住して確かめるのが1番です。

1つ情報だけを鵜呑みにするのではなく、複数の情報から「確かめる」ということも大切です。これは情報リテラシーの基本です。

五島が合うかどうかに関しては、あなた次第なのかもしれないですね😊

⭐️五島への移住は大歓迎⭐️


五島市は20代、30代の若い世代の割合が著しく低い傾向があります。全国的に見ても少子高齢化が進行した地域と言えます。

長崎県五島市

出典:統計ダッシュボード(dashboard.e-stat.go.jp)

そのため、将来性を考慮して人口減対策で移住者を募集しています。

移住支援についてはこちら↓

皆さんも五島へ移住してくださいね🏝️

もちろん私も移住してくれることは大歓迎です(^^)/


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