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自省録

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2022年11月の記事一覧

11/30

11/30

でたらめなアンカーの数を提示してもそれに人間は勝手に左右されてしまう。金融取引の現場や不動産のやり取りの現場、熟練の裁判官でさえも出た目が操作されたサイコロの出た数字より与える刑期が影響されてしまう。

だからこそこちらからそのような金額の交渉をする時はどんなでたらめな数字でもアンカリング効果を採用することでそれ相応の価値があると相手が勝手に思い込むものでもあるのだ。

悪意的に乱用することはでき

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11/29

11/29

アンカリング効果はさらにプライムを生み出す。年平均気温を調査して20度と5度どっちに近いかと聞いたとしても20度のグループは夏を連想させる単語をその後に思い出しやすくなるし、5度のグループは冬を連想させる単語を思い出しやすくなる。

人間の心理はこのように簡単に且つ、自然に自分という人格が形成されていくのだと思う。

そう考えると目に入れるもの、聞くものは全て取り入れるのではなく、実際に自分でシス

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11/28

11/28

アンカリング効果、人は全く関係ない数字を判断の前に見せられるとそれを無意識に基準として判断してしまうというものだ。

だからこそ大まかこれぐらいではないかと判断しなければいけない状況が仮にあるとすればその判断の基準はどこかでみた数字を勝手に基準として考えてしまうのだ。

ボリューム下げてほしい人に自分が思ったより下げてくれなければその人のアンカーが高すぎるせいだと覚えて欲しい。

自分も結局人間で

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11/27

11/27

十分やり切ったと言えるだろう。人のことを考えてこない、もしくは自分のことを大切に思われない人間とは離れるべきだし、関わることは金輪際やめよう。

何事も経験で個人で案件を受ける場合は歌唱力やスケジュール、楽曲にたいしての細かい確認などを怠らず、自分自身もその曲の構成や音程を理解しておくことが大事。

過度なストレスより挑戦的な集中ができる様に自分自身のペースでゆっくりと進んでいけばいい。

誰かに

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11/26

11/26

不快だ、眠れないし感情論ではあるのだが人は何気ない言葉使い一言ややり取りだけで人を不快にするんだろう。

自分が無能だと疑ったが敢えて言うが確実に無能ではない。自分が無知であることはもちろんわかっているがそれ以上に知識を得よう、よりよいものを作ろうと努力を怠ったつもりはない。

誰になんと言われようが、自分の生き様を他人に土足で踏み込まれる筋合いはないし、自分を大切に思っている人間が近くにいるなら

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11/25

11/25

統計学上では正しいと思ったものでも実際に深く考えてみれば大多数の結論からでも間違った答えが出てくる。

人口が多い中で特定の少数しか住んでいない場所での病気が多いことは結果的にそこに住んでいる人間が少ないが為に発症例が多くあるのであって、そこの環境が劣悪だからそうなるのではない。

自分も無意識にこういったビッグデータに惑わされているかもしれない。

だからプロパガンダが横行しているテレビやインタ

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11/24

11/24

第一部を読み終わった。システム1について完全に理解したわけではないが人間は考えているようで思ったより直感的に生きており、それを高速で処理して行動している。

ただ、やはりシステム2で基盤を作り、システム1で正常な判断を下せるように定期的にシステム2を刺激するような努力が必要だと考える。

見たものが全てだと感じてしまうのは当たり前なのだが、それ以外の見方もあると多角的に物事を判断できるようにするこ

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11/23

11/23

ヒューリスティックは日常的に勝手にはまっている。そして人間は考えなくてもいいことを関連づけて複雑な質問を別の簡単な質問に置き換えて答えを出している。それも全てシステム1の特徴である。

幸福を人に問い正した時にその前にたとえばクリスマスの時期がきて目にしたものや自分を勝手に比較対象にしてしまっている場合にはその時に幸福度を問われた場合自分はあまり幸福ではないと回答するだろう。

これは自分の中で既

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11/22

11/22

人は気づかないうちに意識が散漫になり、考えなくていいことまで考えてしまう。自分達のリーダーに向かないのに勝手に顔だけで判断してしまうし、思ったより自分を律して生きていくのは難しい。

だからこそ毎日瞑想したり、自分の脳内回路を正常に保つことが自分の人生を豊かにする近道なのである。

もちろんこの論理は正しいと自分で信じているが、自分もまた人間でどこでストレスを感じ、どんな不遇に合うかわからない。

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11/21

11/21

外見の判断と結果は最終的に同じような結論になることが多い。勝手に人はシステム1で無意識的にプロパガンダの影響を受けて人を好きとか嫌いとか判断してしまっている。

だからこそそういった影響だけでなく知識を得ることで外見だけに騙されない正しい判断を行うことができる。

また目に入るものも分別しなければ自分のなりたい人生にはたどり着けないし、名誉がある人間が正しいわけでもない。

システム2を動かす意識

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11/20

11/20

人間は自分が見たものが全てになる。経験則としてそれは間違いではないのだが、それを基準に判断をしているとエラーを起こして正常な判断ができずバイアスのかかったことをしてしまうのだ。

だからこそ独立した別の人に判断を依頼することで真っ当な決断を下せる場合もある。

自分を信じるのは大事なのだが自分が全てだと、自分は無知であるまだまだだと思う精神が判断を下す上で重要な役割になる。

なにか重要な決断をす

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11/19

11/19

どんな意見や話し合いもバイアスがかかってしまうのを防ぐ為にも自分の意見はある程度固めておくべきだ。

ハロー効果は最初に抱いた印象をそのあとの事象に影響を及ぼすことで、例えば人に優しい人であれば猫や犬などにも優しいだろうと思ってしまうことだ。

いい方向に向かうようにするには何事も第一印象が重要であること、また大多数でなにか重要なことを決める際はどうしても誰かの意見に寄ってしまう為自分の意見を持つ

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11/18

11/18

お前は自分を信じろ。もはやこれは屈強な状況ではなく挑戦的思考であり、どれだけいい結果を残せるか自分を試す瞬間へと変わった。

これも最後になるかもしれない、全ては完璧にできなくともいい結果を残せる努力をする。まだまだ自分は成長できる。

疲れていたりシステム2に過剰なストレスがかかり脳みそが正常な判断を下せなければ、自分で言えば相手を信じやすい心理状態になっていると考えられる。

人間なので疲弊す

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11/17

11/17

どんな偶然や奇跡的な事象でも複数回起きてしまえばそれが基準となり脳がそれほど驚かなくなる。

自分ももちろんそれと同じように、これが違うとか新しいものを全てシステム1が平均値として処理するようになればそれは当たり前のこととして認識している。

そして人間は何か事象が起こった時に勝手に関連づけて考えてしまう思考の偏りがある。

その為、瞬間的に判断しなければいけないことを除いて物事を多角的に考えるこ

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