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ドル円 1ドル146円を巡る攻防

昼から急激に円高に走る

 今日は日経先物が−450円位だったので昼のチェック時はマイナスでしたが、まぁこんなものかなと思ってました。所有銘柄ではINDEX(1605)が逆指値で利確されておりました。
 しかし後場から相場が動きます。まず米ドルが円高に大きく傾き、連動して日経が一時700円を超える下落となり、終値は−674円でした。
 チャートの分足を見るとかなり急激な下落だったようで、私も含め買い方の阿鼻叫喚の声が聞こえる気がします。
 もしや日銀から何かアナウンスが何かあったのかと調べましたが、原因は米国で、過去の米国雇用統計の大幅な下方修正がされるとの見方が広がった事が原因でした。
 米国雇用統計……。これまで不自然に強く、円売りの皆さんの心を折り続けていた指標がここで修正ですか…。と、この要因には軽く苛立ちを覚えてしまいました。

146円は多くの企業の想定為替レート

 推測ですが、日経平均は米ドルが146円より下になった時に一気に暴落したのではないかなと思っています。なぜなら輸出企業の多くが想定為替レートを現在146円に設定しているからです。(100万円ぶっ飛ばしたの日曜日の戦略記事参照)
 このボラティリティが激しい中では146円以上で、当面は推移して貰わないと、再び急激な株安になる恐れがあります。

焦るな。必ずリバウンドする…はず。

 急激な円高は株安警戒から皆が望んでないはずです。
 8月19日20時現在、ドル円は146円に戻ってきました。ここ数日は値動きが激しすぎて心が疲れてしまいますが、今は耐え時と思いつつドル円の状況を見守っていこうと思います。


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