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信じてみたら、1年経って、現実になりました

ビリーバーズ広尾で事務局を担当しているくらもとです。今日は不登校の子を持つ母として投稿します。
先日、無事高校に合格した息子の1年前の発言を、Facebookの個人の投稿で発見しました。当時は、「そんなうまいこといくはずないやろ。」とどこかで私は思っていたのですが、結局当時話していた通りになっていたことに気が付きました。自分の内側にある、何となくの予感を大切にすることって、とても大事なのかもしれないな~と感じたので、シェアさせていただきます。

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今日は、いつものようにのんびりと家で過ごした息子くん。
「あいつら(よく我が家に遊びに来るクラスメイト)が、この辺の高校に行くっていうから、オレもそこ目指すと思うわ〜。」
と、お昼ご飯の後に言い出した。
「オレにとっては、友だちと一緒っていうのが、絶対に外せへんことやし。」
昔から、友だちが心の支えで元気のもとやった息子は、ずーっと友だちが一番!って言い続けている。

昨日、学校に行ったきっかけも、一番古い幼なじみが声を掛けてくれたから。


とはいえ、母は急に現実的な不安に襲われる…
「英語やらなあかんで。(息子は、英語アレルギー)」
「中2の内容、マルっと補わなあかんで。」
ついつい、現実はそんなに甘くないよ、と言いたくなってしまった…汗

私の不安を払拭するように、息子はサラッと
「今は、ほんまに学校の勉強に興味がわかんくて、何も頭に入らへんけど、興味持って本気出したらいけるっしょ。」
(英語は避けたい気持ちは変わらんらしいけど…)
「ま、なんとかなるっしょ。」
やって。

学校に行ってた頃の息子は、めちゃくちゃ悲観的やった。
「どーせオレは何やってもあかんし。」
「そんなん、無理やし。」
自分を否定してばっかりやった。
去年の春頃、息子の感情が爆発した時には、
「オレは生きてる価値ない。」
とまで、言っていた。

親子でいろんなこと話して、周りのみんなに協力してもらって、少しずつ少しずつ本人のペースで前進してきてのイマ。
「ワガママなのはわかってるけど、もし許してもらえるなら、自分のペースでやらせて欲しい。」
「心配かけてばかりやから、申し訳ないと思ってるし、みんなに感謝してる。」
と、息子は言ってる。


どんな時でも、自分を見守ってくれる人がいる。
自分のペースでやればいいよと認めてもらえる。
ってことを、息子はきっと感じられるようになってきて、
「みんなが大丈夫って言ってくれるし、きっと自分は大丈夫!」
という自信に繋がってきたんじゃないだろうか。


とはいえ、まだ不安な母は、
「もしかしたら、学校の友だち以外でも、気が合う子みつかるかもしれへんで。」
「他に、いろんなことを学ぶ場所もあるで。」
と自分の意見も口にしたけど。
「ま、とにかく、その時が来たらちゃんと見つかるか。」
と、息子のなんとかなるを信じてみよ〜って、私もそこに落ち着いた。笑

息子の安定感に、安心をもらう母。
なんか、立場逆だけど…笑

充電完了した時に、息子の前にひらける道がどんなものになるのか、楽しみだね♡


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結局息子は、高校受験は5教科での受験だったにもかかわらず、英語は一度も勉強せずに、得意の国語と理科と数学でカバーして合格しました。
ほんとに、なんとかなったんです。
そして、高校選びも一番仲がいい友達が受験するからという理由で決めました。
きっと、偶然の一致なんだけど、でも自分の中にあった可能性を否定しなかったことがきっかけになってるのかもしれないな、とも思います。
信じることって難しいけど、誰かの信じるきっかけに繋がればうれしいなと思います。

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