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年末年始が1.2倍楽しくなる!第102回全国高校サッカー選手権攻略note


まもなく開幕する全国高校サッカー選手権を楽しむための攻略note。各地の県大会決勝を観て、noteに情報をまとめました。

きつかったです。笑
でもすごく面白い試合がたくさんだったので観てよかったです。


はじめに

来年からnoteを頑張ろうと意気込んでおり、
2024年にあれしよう、これ書こうと下書きをしていました。

そんな12月12日のこと。

その日は雨が降っており、自分のお仕事であるサッカースクールがお休みに。家で生後半年の娘といましたが、お昼寝をし僕はひとりぼっちの暇な時間。

暇つぶしにサッカーでも観るか、と思いTverの見逃し配信で茨城県大会決勝を視聴。(明秀日立)

夏の総体で優勝したチームを観とけば冬の選手権も楽しめそうという軽い気持ちでしたが、チームのスタイルがしっかりと出ていてとても見応えのある面白い試合でした。

その時にふと、「出場校の試合を事前に観てたらめちゃくちゃ楽しめるな。ん、待てよ?それならこれもnoteに書くか!」と決めました。

最初はアビスパ福岡VSシャフタールドネツクのプレビューを有料で書いて、どれくらい読まれるかチャレンジしようと思ってたんです。

そしてそれとは別で高校サッカー選手権出場校の今季の成績まとめを無料公開で出そうという計画してました。

ですが方向転換です。
アビスパのプレビューは無料公開にし、書く練習に。


そして高校サッカーを深掘りして、有料で出してみようと。


有料記事にする理由はいくつかありますが、「フットボールと共に生きる覚悟とチャレンジ」という耳触りの良い言葉でまとめさせてください。

また改めてお話しさせていただきます。

ということで高校サッカーの県大会決勝をぐわぁぁぁぁっと観て、田中の主観でまとめ上げました。

一つお許しいただきたいのは、思いついたのが全国高校サッカー選手権開幕のおよそ2週間前です。

自分は幼稚園の先生をして、サッカースクールのコーチをして、幼児体育の先生をして、家では生後半年の可愛い娘がいて…

その中で全48校の試合を期間内に観るのは時間の都合上不可能でございました。
なので公開された現時点でまだ未記入の学校があります。
(12/27 20:00現在)

未記入学校
(仙台育英・山形明正・早稲田実高・名古屋高・
初芝橋本高・今治東中等教育学校・大手前高松・
徳島市立・明徳義塾・名護)

今あなたがnoteを読んでくれているこの瞬間も田中は引き続き、サッカーを観てます。
なんとしても全チームを書きます。

間に合わなくすみません。
お住まいの地域、地元の高校がまだ書かれてないという方もう少しだけお待ちください。

ごめんなさい、上記の高校はちょっと書くのは断念しました。
のっぴきならない事情で。すみません。

それでも全38校。このまとめを読めば、ある程度予習になり、年末年始の高校サッカーを楽しめるはずです!


…とまぁこう御託を並べましたが、中身が想像できないものに500円も出すのも勇気いると思うので、Tverで決勝を観た上で書いた飯塚高校、大津高校の2つを例として書きましたのでご覧ください。

これを読んで読む価値あると思っていただけた方はぜひよろしくお願いします。

無料お試し版

「飯塚高校」

2年連続2回目の出場。近年メキメキと力をつけ、プリンス2部で2位。来季プリンスリーグ1部昇格を決めている。4-4-2の布陣で挑んだ県大会決勝。

相手は東福岡高校。
試合は13分に13番 久保のコーナーキックをファーで折り返す。混戦からエリア外にこぼれたところを久保がストレートボールのクロスを上げると6番永原が決めて先制する。
東福岡も負けじと反撃し、38分に飯塚ディフェンスの裏を狙うが、飯塚14番のディフェンダー岩瀬がナイス対応。

飯塚は前線からの積極的なプレスで相手に自由を与えない。若干ディフェンスがボールウォッチャーになるシーンもあったが、体を張った守りで得点を許さず、1-0で勝利した。

放送内の監督談話で出てきた言葉

「守備はボールプレス。攻撃はラインブレイク。」

これが飯塚高校のスタイル。相手がボールを保持している時は積極なプレスが多く、奪ってからは相手のディフェンスラインの裏へとロングボールを蹴り込むシーンが多々みられた。
球際も激しく行き、アビスパ福岡を思い出させるようなサッカーが随所に見られた。

注目したい選手は13番の左サイドハーフ久保9番のFW原 翔聖
久保はキックの精度がとても高く、相手の嫌なところへとボールを蹴り込める。

はスピードを生かしたドリブルを武器に何度も相手ゴールを脅かした。前線での守備もすごい。この選手を自由にさせないのが相手チームにとっては鍵になる。観ていて楽しい選手。

また、フィジカルの強い左サイドバックの5番藤井はファジアーノ岡山に内定している。

余談だが、昨年「LDHにいそう」と一部で話題になった飯塚高校の監督。この試合ではデニムのセットアップを着用。どうやら来年、飯塚高校とアパレルブランがコラボするらしく、一足先に監督が着ていたとのこと。話題が欠けない。
あともう一個。放送で映し出された飯塚のスタメンに誤記が多くて戸惑いましたよ。笑


「大津高校」

3年連続20回目。プレミアリーグWESTで4位。
夏の総体では初戦で市船にPK戦の末敗れた。

フォーメーションは4-4-2。
立ち上がりからロングボールを中心に相手ゴールに迫る大津高校。5分、ロングボールを10番のFW碇が落として9番のFW山下がシュートも枠外。ツートップがゴールに迫る。
6分にはからのパスに11番の稲田がシュートも相手GKがセーブ。
13分には左サイドのクロスにがヘディングも枠外。水戸ホーリーホック内定のを中心に攻め続ける。

21分には左サイドの7番古川がドリブル突破からのクロス。山下が落とし、がキープして最後は中盤の6番兼松がシュートも僅かに枠の右。
そして24分、コーナーキックからこぼれ球からもう一度組み立て直すと右サイドから古川が左足で巻いたボールを上げるとファーに走り込んだ4番DF吉本が合わせて先制ゴールを挙げる。
この試合大津高校のワンサイドゲームになるかと思ったが、ここから対戦相手の熊本商業も目が覚めたのか少しずつ前へ前へと圧力をかけられるようになる。

すると後半9分、熊本商業の左サイドからのクロスからのこぼれ球を鳥飼が魂のこもったスライディングシュートを決めて同点に。
追いつかれた大津高校はもう一度ロングボールを使ってパワーを出してくる。対する熊本商業も臆することなく攻める。一進一退の攻防はどちらに転ぶかわからない展開。どっちが勝ってもおかしくない魂のこもった攻防が繰り広げられる。

しかし勝負の神様は残酷な展開を用意する。

後半アディショナルタイム。ラストワンプレー、大津高校のコーナーキック。GKが弾いたボールをシュート。これがブロックに入った熊本商業の選手の腕にあたりハンドPK判定となる。
これをが決めて勝ち越し。それと同時に試合終了のホイッスル。
意地をみせた大津高校、今後のチームの未来が楽しみな熊本商業による、素晴らしい試合はあまりにも劇的な結末だった。

注目選手は10番の碇明日麻。水戸ホーリーホック内定が決まっている選手。強いフィジカルでボールを収め、時に味方を生かし、時に自ら点を取りに行くストライカー。
9番のFW山下とのコンビネーションも良い。山下も良いドリブルを見せており、この二人の連携で相手ディフェンス陣を翻弄させることができるか。

また7番の左サイドハーフ古川3番の左サイドバックの田辺の左サイドコンビも見ていて面白い。古川は積極的なドリブルとクロスでチャンスを演出。田辺も攻撃参加で常にゴールを狙っている。




はい、ということでいかがでしょうか。
出場チームの予選決勝の内容振り返りやチームスタイル、注目選手のピックアップという形式で書きました。飯塚高校のように、一部のチームには"余談のコーナー"もあります。ほんの一部ですがね。

年末年始にのんびり高校サッカーを観る、そんなあなたにほんの少しだけでもお役に立てたら嬉しいです。

ぜひこの攻略noteを片手に年末年始のサッカー三昧な日々をお楽しみください。


※注意※

試合の総評や選手に対するコメントは全て筆者田中の主観によるものです。
また、記載している背番号は県大会決勝での番号です。リーグ戦や別大会、本大会とは違う可能性があります。

飯塚高校と大津高校に関する内容は有料noteにも同じ内容で書いてますので悪しからず。


noteを頑張ると言うと少し馬鹿にされがちですが、応援してくれている人もいるのでなんとか頑張ろうと思います。やりたいからやるんです!

皆様よろしくお願い致します。

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