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ブロー技術のコト

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ブローの基本情報です
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#技術書典

ブローの理論

<ブローに入る前に> ブローはお客様がご来店されてからシャンプー、カットやパーマ、カラーをした後の一番最後の技術です。その仕上がりでお店の外に出て、それぞれお客様の生活に戻っていくわけです。 そのお客様にとって、「素敵」とか「かっこいい」「かわいい」などいい方向に感じていただけるようにしていかなくてはなりません。 1番いい状態で帰っていただくために、ブローの技術が必要です。 そこを担当した人がお客様に熱い思いをさせたり、強く引っ張ったり、仕上がりがパサパサになってしまった

ブローに必要な4つの基礎① (^-^)/

・素材  ・デザイン ・技術 ・不快感を与えない 〇 素材 髪質と毛量(対応)と生え方(対応) ☆髪質をみる(太い、細い、硬い、軟らかい、   くせ、多毛、薄毛) ☆ダメージの範囲をみる(毛先だけか、中間から 毛先までか、根元から毛先までの全体なのか) ☆施術履歴を知る(パーマ、カラー、ストレートパーマ、ホット系パーマ、トリートメントなど)    ・毛量が少ない、細毛軟毛➡乾きやすい。クセの強いところから行う(前髪やつむじ付近など) ・毛量が多い、太毛硬毛➡乾きに

ブローに必要な4つの基礎② (^-^)/

□ 技術 ☆髪は濡れると、水素結合が切れていますが、乾いている時はくっついて安定した状態になります。 くせをつけたり、くせをのばしたりスタイリングできるのはこの作用を利用しています。乾き過ぎると、いくら形付けようと形はつかず、 オーバードライになるだけで、髪の傷む原因になるので注意しましょう。 一度乾いてしまうとクセはとれないので、水で濡らしてやり直していく。 基本は60~70%フィンガーブローで乾かし ブラシで行うのが短時間での型づけが効果的です 毛流れ、生え方、頭蓋