フリースタイル日記20191214

私は一日のほとんどを私の似姿を生きている。
窓際で脚を組みコーヒーを飲む。ドアフォンが鳴るが、出ない。電気ヒーターに向けた足。
いつの私も、どこの私も、何かに似ている気がする。
クローゼットいっぱいの服たちが、私の亡霊を呼び出すようだ。
沈黙の時間に溢れる言葉の暴走だろうか?
しかし対話の言葉もまたクローゼットに眠る服と似たようなものではないか。

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