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思い出のレコード(2024/01/17の日記)

6時起床
一年で一番寒い時期でしょうか。

スピッツの「ハチミツ」

スピッツのハチミツ
スピッツのハチミツ

思い出のレコード、である。
ジャケットも素敵だし音楽も素敵だし、思い出も素敵に感じられる。
「ロビンソン」が収録されていることもあり、スピッツのブレイク後の大ヒットアルバムなのだけど、そんな気負いみたいなのは全然感じないところもとても良い。
私は「あじさい通り」「君と暮らせたら」の2曲が大好きで、20代前半のころはヘッドホンをつけて夜中にこのアルバムを最初から聴き始め、あじさい通りでぐっと涙を堪え、君と暮らせたらで何か解放されたような気分になるのが大好きだった。

あじさい通りの歌詞は、当時の私の心にピッタリとハマりすぎていた。

愛というよりずっとまじめなジョークで
もっと軽々と渡って行けたなら
嘘重ねた記憶を巻き戻す

だって信じることは間抜けなゲームと
何度いいかせたか迷いの中で
ただ重い扉押し続けていた

あじさい通り

今聴いても胸が痛い気がするけれど、重い扉を押し続けた記憶だけが残っているようで、でももう何もなかったな気もする、不思議な時間が過ぎたものである。

スピッツは若いファンも増えているようだし、思春期のモヤモヤを抱えた人たちがスピッツを聴いてくれると嬉しいと思う。