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現役幼稚園教諭のシンプルライフ  STAY HOMEがくれたもの

緊急事態宣言と共に当たり前だったことが当たり前でなくなり
これからの世の中をどのようにして生きていくのか・・
を考える時間が出来ました。
自分のココロの整理記録です。

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未曽有のウイルスによってあっという間に日常がストップ。
今まで当たり前だったことが出来なくなり
とにかくSTAY HOMEを頑張るしかなくなった。
大好きな仲間に囲まれておいしいものを食べながらおしゃべりする事が
何よりも大切な時間だった私にとって
STAY HOMEは窮屈で耐え難いものになると思っていたけれど
それは私がわたしを考えるいい時間をくれた。

共働きだった両親のもとに生まれ育ったわたしは保育園育ち。
あの頃は土曜日に仕事があり、休めるのは日曜だけ。
小学校の途中に隔週の土曜日が休みになり
しばらくしてから週休二日になった。
その頃のわたしは部活が始まっていたので、年末と元旦の2日間以外は毎日部活に明け暮れていた。
勉強の時間を部活に注いだおかげで、受験勉強をすることなく大学を卒業する事が出来た。
卒業後は、就職し、結婚し、子育てをし、また仕事をし・・・

時代と共にノンストップでここまで駆け抜けてきてしまっていた。

私は私だけれど、いつからわたしは私になったのか・・
よく思い出せない・・というよりは
意識したことが無かった。
はっきり意識し始めたのは
結婚して新しい生活が始まり、資源ごみの当番に立った日。
「あ、、、人生が始まっている」と漠然と感じたあの日だった。

子どもが生まれ、子育てと共に
私はわたしを取り戻すようにココロのあり方について考えるようになっていった。
子どもたちに囲まれた職場ではココロは常に付きまとった。
子どもたちの笑顔は私にとって刺激が強すぎた。
どうやら私は
わたしが私になる過程で余計な鎧を何着も何着も身に着けてしまっていたようだ。
そう気づいてからは早かった。
いらない鎧をポイポイ捨てて、わたしにかえっていった。

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そんな体験から、子どもたちにはココロのままにいてほしいと願うようになった。
ココロは生き物だから、
ちゃんと捕まえていないとすぐにどこかに行ってしまうし乗っ取られてしまう事だってある。自分のココロの操縦席には必ず自分が乗っていないといけない。

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子どもでいられる限られた時間の中で
縁に導かれ
たくさんの自分に出会いたくさんのココロを感じて
ココロの種を大きく大きく育てていってほしい。

そんな体験が出来る環境を作っていきたい。


なりたい自分になる。


STAY HOMEはわたしの想いを再確認するいい時間になった。

あき先生


ライター:あっち
どんな時も自分軸を感じながら、しなやかに軽やかに朗らかに。
どんな自分でもありのまま。
回り道をしてありのままに帰っていくのも悪くないけれど
最初からそのままならば、もっと楽しい広がりがあるのかもしれない
そんな思いから、今を生きる子どもたちと出来る事を模索中。

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