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【感想ではなく記録のための雑文】2月に観た映画6作品(2024/2/1~2024/2/29)

昨年からはじめた視聴した映画の記録です。
本を読むのは実はあまり得意ではないので、映画を観ようという流れです。
アマゾンプライムは月600円。月6本観たら元を取った気分になれます。アニメの方は、銀河英雄伝説以降これは!と思うものに出会えずフラフラと色々なものを眺めています。今放映されているものは一話ずつ増えていくのをじっと耐えながら観てますが、一気見できる作品が欲しい。
例によってアウトプットする準備は一切なく書いています。観てない人から見れば(観た人もかも)意味不明かもしれません。
どうぞすっ飛ばしてください。 


ナイル殺人事件

2022年のアメリカ映画。アマゾンプライムで視聴。

ミステリーの女王アガサ・クリスティによる名作「ナイルに死す」を、同じくクリスティ原作の「オリエント急行殺人事件」を手がけたケネス・ブラナーの監督・製作・主演で映画化。エジプトのナイル川をめぐる豪華客船の中で、美しき大富豪の娘リネットが何者かに殺害される事件が発生。容疑者は彼女の結婚を祝うために集まった乗客全員だった。名探偵エルキュール・ポアロは“灰色の脳細胞”を働かせて事件の真相に迫っていくが、この事件がこれまで数々の難事件を解決してきたポアロの人生をも大きく変えることになる。ベルギー訛りの英語と口ひげがトレードマークの探偵ポアロ役を、前作「オリエント急行殺人事件」同様にブラナーが自ら演じた。

映画.comより

アガサクリスティーのポアロのやつです。以前、「オリエント急行殺人事件」をテレビの放送で観て、「ベネチアの亡霊」を映画館で観た。
ブルジョワジーな方々のハネムーンという舞台が眼福。資産家っていつの時代もすごいよね。そしてミステリーならではの密室に集められる互いに濃い関係の方々。この間観たベネチアもでしたが、探偵に退場いただくために眠らされるというところ、わりと好きな設定。そうですよね。犯人にとって1番大切なのは名探偵を黙らせることです。


Mr.ブルックス

2007年のアメリカ映画。何気にケビン・コスナーにデミ・ムーア。アマゾンプライムで視聴。

家族思いの大物実業家と残忍な連続殺人鬼という2つの顔を持つアール・ブルックス。2年ぶりに殺人を犯した彼だったが、その一部始終が犯行現場の向かいのアパートに住む青年に撮影されてしまっていた。さらに女性刑事アトウッドの捜査の手もブルックスに迫っており……。連続殺人鬼役にケビン・コスナー、女性刑事役にデミ・ムーアが扮する。メガホンを取るのは「スタンド・バイ・ミー」の脚本家ブルース・A・エバンス。

映画.comより

殺人鬼の話。殺人中毒で、もう一人の自分に唆されて、もうなりたくないと思いながら人を殺す。サイコスリラーなエンタメかと思えば意外とドラマっぽいところのある、殺人鬼の人間っぽいところを楽しめる映画。娘との将来の関係性が楽しみ。続編とかも作れそうだ。
知らずにみたけどR18でした。まあ、そうですね。そう……ですかね?


グランド・ブダペスト・ホテル

2014年のアメリカ映画。えー、アメリカっぽくない。アマゾンプライムで視聴。

「ムーンライズ・キングダム」「ダージリン急行」のウェス・アンダーソン監督が、高級ホテルのコンシェルジュとベルボーイが繰り広げる冒険を、名優レイフ・ファインズを筆頭にオールスターキャストで描いた作品。第87回アカデミー賞では作品賞ほか同年最多タイの9部門でノミネートされ、美術、衣装デザイン、メイクアップ&ヘアスタイリング、作曲の4部門を制した。ヨーロッパ随一の高級ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」を取り仕切り、伝説のコンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・Hは、究極のおもてなしを信条とし、宿泊客のマダムたちの夜のお相手もこなしていた。ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れるが、ある夜、長年懇意にしていたマダムDが何者かに殺害されてしまう。マダムDの遺産をめぐる騒動に巻き込まれたグスタヴ・Hは、ホテルの威信を守るため、信頼するベルボーイのゼロ・ムスタファを伴い、ヨーロッパを駆けめぐる。

映画.comより

ミステリーとコメディが良い感じに融合した話。カメラを固定することで安定した絵本のような雰囲気があり、ヨーロッパの風景や色もよく綺麗。
壮大な話をコンパクトな形にまとめていて良いですな。トンデモな話なのにどこか上品で、雰囲気的に良い話にも見えてくる。
そうか、アメリカ映画だったのか……なんか意外。


ノイズ

2022年の日本映画。藤原達也に松山ケンイチです。アマゾンプライムで視聴。

筒井哲也の同名コミックを、「デスノート」シリーズで共演した藤原竜也と松山ケンイチの主演で実写映画化したサスペンス。時代に取り残され過疎化に苦しむ孤島・猪狩島。島の青年・泉圭太が生産を始めた黒イチジクが高く評価されたことで、島には地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちに希望の兆しが見えていた。しかし、小御坂睦雄という男の登場によって、島の平和な日常が一変する。小御坂の不審な言動に違和感を覚えた圭太と幼なじみの猟師・田辺純、新米警察官の守屋真一郎の3人は小御坂を追い詰めていくが、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。3人はこの殺人を隠すことを決意するが、実は小御坂は元受刑者のサイコキラーであり、小御坂の足取りを追って警察がやってきたことで、静かな島は騒然とする。泉圭太役を藤原、田辺純役を松山がそれぞれ演じる。監督は「ヴァイヴレータ」の廣木隆一。

映画.comより

原作漫画を最初の方だけ無料で見ていて、絵が怖かったからホラー系かと思ってたら違ってた。悪しきムラ社会的なやつかと思ってたらそれも若干異なり、そういうとこに落ち着くのかと結末は意外なところでした。ほわーと観てしまったが、冷静に考えると彼も捕まるのでは?すべての罪をなすりつけられるものなのか…。出てくる役者さん、みんな良かったな。


インサイド・マン

2006年制作のアメリカ映画。アマゾンプライムで視聴。

「マルコムX」「ラストゲーム」のスパイク・リー監督とデンゼル・ワシントンのコンビが、共演にジョディ・フォスターとクライブ・オーウェンを迎えた犯罪サスペンス。マンハッタンの銀行で強盗事件が発生。警察、銀行強盗、両者とも譲らず神経をすり減らすような心理戦を展開する中、銀行の女性顧問弁護士が交渉人として現場にやってくる。

映画.comより

鮮やかな銀行強盗。銀行強盗はモチーフとしてはよくあるけど、なかなか上手くはいかないもの(いっても困るけど)。緊張感もあり、犯人との粋なトークも良かった。種明かしはちょっとあり得るのかなぁとも思うけど、あっておかしくないレベルなのがちょうどいいですね。面白かった。お見事。


かがみの孤城

金曜ロードショーにて視聴。

学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?

公式HPより

またも原作を読まずして、冒頭部分を漫画で読んだのみでした。で、映画を観てるので偉そうなことはいえないけど、メインキャラになる子供が7人もいて、それぞれの背景を描ききれないとはもったいないなぁと思ってしまう。まあ、本筋に強く関わるところだけを抜き出せばこうなるのか、と思いながら観る。
そもそもの設定が魅力的でワクワクしますね。夢があって好きです。こういう話、書きたいなぁ。


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