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前始末とは

皆さんはどんな仕事をされてらっしゃるでしょうか。

その仕事の流れはスムーズに流れているでしょうか。

毎日、仕事に追われていて残業が多い。(大企業ではこんな事を言う人もいなくなっているのでしょうか)

何だかいつも繁忙期のような状態。

以上のような仕事が目一杯でへとへとという方もいらっしゃるかもしれません。

さてこのような状況は誰が作っているのでしょうか。

もちろん、やっている本人です。

本人がどのような視点で仕事をやっているかでこの状況は改善できます。

これが前始末という視点です。

前始末とは、別の言葉で言うと、準備というコトバになるのでしょうか。

明日の仕事の準備にどれだけ今日の時間を使っているのでしょうか。

3日後の仕事の準備にどれだけ今日の時間を使っているのでしょうか。

1週間後の仕事の準備にどれだけ今日の時間を使っているのでしょうか。

私の場合は大体、1週間後の仕事の準備に今日という時間を使っている事が多いです。

これは1週間後の状況を想定して資料を作成し、お客様とのコミュニケーションを想定し、シミュレーションを行う事です。

何故、こんな事をやるようになったか。

一つはある体験があったからです。

それは当日に何かしらやろうとすると、それができない状況が必ず起こる。

そしてできない状況の為に失敗する。

一方、前日までに準備を完璧にしておき、当日はフリーの状態にしておく。

そうすると、何も起こらない。たとえ何かが起ってもすぐに対応できる。

これらの体験があって、私は前日までに準備をするのが当たり前となっていきました。

それが前日が前々日、3日前、1週間前・・・とどんどん伸びています。

シミュレーションをして何が起こるのか。

まずこの一歩から始めてみませんか。

最後に、イトーヨーカ堂の創業者伊藤雅俊氏は、
著書『商いの心くばり』の中で語っています。

失敗の後始末とは別に、
失敗しないための前始末というのも大事ではないかと思います。
失敗を極度に恐れる必要はありませんが、
失敗せずにことが運ぶにこしたことはないからです。


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