学校教育の基は兵士の教育である。 だから一兵卒を作るのは適している。 しかし、人を動かすとなると、 自分が義務教育で学んできた事はほとんど役に立たない。 義務教育の過程の中で人と関わり、 人を動かしてきた人だけがこれを掴んでいる。 これはスポーツの世界だけが存在している。 だからスポーツをやっていた人は経営が上手い人が多いのだろう。 スポーツをやらずに経営者となってしまった方は どこかで帝王学が必要である。 これを学ばなければ自然と組織は崩壊の一途を辿ってしまう。
世の中には様々な業種がある。 この業種にはそれぞれ参入障壁がある。 この参入障壁を超えて仕事に就いている方々がいる。 一方、参入障壁も無く就いている人もいる。 この参入障壁は昔は大学というファクターが一つだった。 しかし、この参入障壁はある大学を除き、 もう無くなったと言えるのだろう。 いわゆる競争が無くなったから。 競争が無くなれば人は〇〇になる。 地政学的に言えば、寝てても食べれる環境にあれば、 誰も頭を使わなくなるである。 そんな環境が当たり前となった日本。 そんな中で
ビジネスをやっていてある程度の領域に行くと そのビジネスへの最適化が図られた状態になっている。 しかし、ある領域に行っていないと最適化されていない事が起こる。 いわゆるそのビジネスで常識と言われる事が出来ていない。 こんな事が起こってしまう。 そしてこれは組織の構成上、問題となる事が多い。 大会社で無ければ人材採用は基本的には中途となる。 この中途の方々がある領域に行っていると、 その組織の中で常識が通じない事が起こり、 そしてすぐに辞めてしまう。 そんな事が起こっていく。
不動産の市場は基本的には新築が主要なマーケットである。 最近は新築が高くて中古のマーケットが拡大している。 それで何故、日本は新築が主要なマーケットとなっているのか。 これを思想的に書いているのを見た事が無い。 それは表題の穢れである。 日本人は新しモノ好き。 日本人はキレイなモノが好き。 これらは全て穢れの思想が根底にある。 昨今のコロナに対する日本人の反応はまさにこれである。 そして未だにマスクをしている人たちの根本思想はこれである。 日本はキレイだと言われる。 逆の言い
経営者で重要なのが人格である。 そんなの当たり前じゃないかと思うかもしれない。 しかし、 この人格が無くても会社として成り立っている所もあるのが現実である。 何故、成り立っているか。 それは経営者ではなく別の人間が人格者であるから。 〇〇がいるからやっていける。 だから組織として成り立っているのは、 誰かが人格者であるからと言って良い。 ホワイト社会になった今、道徳が注目されていく。 そんな社会になっていくのだと思う。
何かが起こった時に扶突の解決法がある。 対処療法と原因療法である。 この起こった事が組織の歪みによって起こった事か分析も必要である。 単純に起こった問題を引き起こした人の問題であれば、 この人を指導していく。もしくは担当を変えれば良い。 しかしこれが歪みだとするとそうではいけない。 これには原因療法が必要である。 その時にはシステムを変えていく。 これしかないのだが、経営者はそれが分からず、対処療法をやってしまう。 その結果、時間軸をずらすと同じ問題が起こる事がある。 とはい
経営では先送りをすると様々な事が毀損していく。 ここぞという時に逃げる。 これこそ組織が崩壊するきっかけである。 そして部下への報告。 これもやらないと崩壊していく。 経営とは別のブログで書いた通り、芸術である。 会社では一瞬の気の緩みを見せてはいけないのである。 自分を律している社員と甘えている上司。 この型ではどんどん組織は毀損していく。 今すぐにやる。 この姿勢が無ければ毀損していくだけである。
経営を行っていく上で順番は重要である。 仕事を取ってきても、従業員がいなければ仕事はこなしてはいけない。 こう書くと、誰でも理解ができるのだが、 これに意識的な経営者は少ないのかもしれない。 しかし、昨今の人手不足という状況、そして働き方改革の中では、 これはかなり意識的に動かなくてはならない。 ひょっとしたらDXという言葉の表現の中の一つである業務効率化。 そして業務改善を根本的にやる。 そんな事が必要になっている。 まずは何が必要か。 考える時間を取って思考していくしかな
組織にはこれが必要である。 しかし、このシステムがほぼ無ければこの組織の土台は無いに等しい。 ある会社のコンサルに入った。 この会社の土台は豆腐だと思った。 これほど土台が無い会社は始めてだった。 話を聞いていくと、この会社の構造的な問題が浮かび上がった。 そして私はこの会社のコンサルを止めた。 何故なら、トップのニーズと合わないと分かったから。 ニーズと合わないものを提供しても無駄である。 私にはこんな組織があるのだと気付けた。 これが最大の収穫だった。
部下と話をする時に部下とレイヤーの合った コミュニケーションは出来ていますかと問われたら、 「YES」と言う経営者はどれだけいるのだろうか。 このレイヤーについてかなり学びになるコミュニケーション術がある。 それは兵庫県の斎藤県知事のコミュニケーションである。 記者とのやり取りが全くかみ合っていないものがひたすら続く。 これだけすれ違いが続くコミュニケーションは余り無いのだと思う。 私が記者ならこうインタビューしたい。 『私が言っている事が伝わらないと仰られておられます。
組織の地盤が豆腐だと組織では様々な事が起こる。 ある組織ではあり得ない事が起きた。 これによって火消しに入ったのだが、そこかしこで燃えている状態なので、 別のところでまた燃えるに違いない。 組織のトップがこの状態に気付いていないから、こうなっているのである。 組織の中であり得ない事が起こった。 その時点でその組織は根本的に間違っている。 その証明となる。
昨今、兵庫県知事の所作が問題となっている。 令和という時代に全然そぐわない所作でここ何年間もの間、 知事として振る舞った。 その結果が今の状態である。 ところでこれをただの〇〇な奴と思って見ているだけでは駄目である。 それが他山の石である。 世の中には様々な報道がされる。 この報道の中で〇〇な事を報道された時に、 自分自身がそれをやっていないか確認する作業が必要である。 知事とは人のトップに立っている人。 そして経営者は従業員のトップに立つ人。 これらはある種、同じ人の上に立
経営とは芸術である。 人の人生は正直、全てが芸術だと思う。 いわゆる生き様である。 これが日々、問われているのだと思う。 どんな環境に身を置き、 どんなことに自戒をして生きていくのか。 経営者はこれらの全てが自社の経営に反映されているのである。 だからある種、でたらめな事が目の前で起こっていれば、 これは自分がでたらめだという証明になるのである。 とはいえこれを認識できている事は少なく、 この連鎖が起こっていき、 社員の反応によってその組織は帰結していくのである。 何が間違っ
別のブログで日本は常識が無くなった前提で物事を組み立てる必要があると書いた。 昨今、一つの常識が壊れた。 仕事は会社でしなければならない。 これはリモートワークという事で壊れた。 そして別の常識が壊れたようである。 今後、これから会社では常識が壊れていく。 これは社員をいかに自社に残ってもらうかという戦略の一つであると思う。 そういえば昨今の賃貸市場は前の入れ替わりを促進する方法から、 一度入居したら長く居てもらうにはどうしたらいいかの施策に変わった。 今後、どの業界でもこ
会社は社長が父親である。 この父親が頼りなければ会社からはどんどん人は居なくなる。 面白い事に人が集まれば家族と同じ反応が出る。 だから社長の会社を見れば家族がどんな状況か分かってしまうのである。 だいたいが家族からはそっぽを向かれているという状態。 私の知っている人はこの結果、離婚になった。 この人はほんとグダグダ。 社員に迷惑をかけている事も知らずに突き進んでいる。 話を聞くと、また社員が辞めたらしい。 いい加減に気づけよと言いたいが、言っても無駄だから言わないのである。
それぞれのビジネスモデルの前提条件は崩壊している。 しかし、現状は今でも儲かっている。 こんな場面がそこかしこで見られているのが日本という状態だろう。 これから3年は勝負である。 自分のビジネスモデルが崩壊している中で別のビジネスモデルを構築する。 これが課題である。 どこまでこれに取り組むかによって生殺与奪権が握れるかがかかってくる。 そんな時代である。 もう正直、手遅れかもしれない。 しかし、やらなくては滅ぶ。 間違いなくそう言えてしまう時代になってしまった。