見出し画像

茶々の最初の投稿🌻

小学校の頃から好きな向日葵について少し考えてみた。黄色いビタミンカラーから得られる明るい気持ち、健康的に伸びる花びらは太陽みたいで、風に揺れると笑っているように茎がしなる姿。

それと、そんな向日葵が好きだと一途に言い張っていることが好き。向日葵を自分のアイデンティティにして僅かなご機嫌取りをしている。「向日葵のような笑顔で」「向日葵が似合う性格の」そんなキャッチフレーズを、ちょっと自分につけてみたかったのかもしれない。

そういえば、高校生の時に花をテーマにした歌詞を作ったことがある。お気にいりの歌詞は「嘘の花束を贈ろう、バレないように」である。全体的に失恋を歌っているのだが、この歌詞に出てくる主人公の少女は少々プライドが高め。

「君が私のこと好きじゃないなんて随分前から知ってたよ、それでも試したかったの、別にいいでしょ?私の方が大人でしょう?」

少女の頭の中はそんな感じである。

複雑なようで幼気な気持ちを込めた花束を、君に贈りたい。君の目には終始、素直で一途に恋をする女の子に映っていてほしいから、花束に込めた気持ちはバレないように。

両思いじゃなきゃ自分も好きになっちゃいけないなんて特に決まりはないのにね。やっぱりこの少女は幼い。

ところで、向日葵が好きなくせに、一度も向日葵畑に訪れたことがない。何故なら、種の集合がダメで向日葵自体を見ることは苦手だから。

あくまで概念としての向日葵が好き。
別にいいよね?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?