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もう怖くない!イヤイヤ期対処法

2歳前後にってくるアレ…。

そう、イヤイヤ期。

困っているママさんも多いんじゃないでしょうか。


我が家の長男2歳も絶賛イヤイヤ期!
何か思い通りにならない時、自分の意志が通じない時、嫌だと言って泣期ことも多々あります。
床に寝そべって嫌だ嫌だと訴えることなんかもあったりします。


死に物狂いで嫌だと訴えるのには理由が!?

そんなイヤイヤ期。
モンテッソーリ教育の敏感期として捉えるととても楽に子どもの成長を応援できる時期に変わっていきます。

今日はそんなポイントをお伝えしていきたいと思います。



モンテッソーリが捉えるイヤイヤ期

まの俗にイヤイヤ期と呼ばれる時期。
それをモンテッソーリ教育では、秩序の敏感期として捉えます。

秩序とは物事が整然としている状態のことです。
モンテッソーリ教育ではイヤイヤ期を、子どもの秩序の敏感期として捉えます。

イヤイヤ期にある子どもは、自我を認識して、自分が住んでいるこの世界、この社会がどんなところなのかということを、身体全体で吸収して把握しようとしている時期です。

この世界はこうなんだ!ということを確かめるべく、

いつもと同じ順番
いつもと同じ場所

などに強いこだわりを見せるようになります。
それが秩序の敏感期にある子どもが安心できる材料になるんですね。

子どもがこの世界は安心して生きていい場所なんだ。
いつもこんな順番なんだ。
いつもこんな配置なんだ。
物事はこんな風に成り立っているんだ。

そんなことをしっかり把握しようとしている。
全身で吸収しようとしている。
そんな時期にあるというところをまず捉えていただけたらと思います。


秩序の敏感期の子どもとの接し方

秩序の敏感期に、「この世界や自分が安心して生きていていい世界なんだ」ということを把握できた子どもは、やる気主体性を発揮できるようになります。

ですのでまずイヤイヤ期には

ここは安心していい場所なんだよ。
いつもここにあるんだよ。
いつもこうなんだよ。

ということを子どもと一緒に大切にしていってあげることが必要になってきます。

イヤイヤ期というと、すごく大変な時期に思えますが、

子どもが自分で自分の位置自分の居場所を確立しようとしている
秩序の中に自分を見いだそうとしている

そんな大切な時期だと思うとイヤイヤ期もとても大切にしたくなってきますよね。

とはいってもイヤイヤが発動するとやっぱり大変です。

人目が気になってしまったり
ママも疲れているとイライラしてしまったりすることもあります。

秩序の敏感期にあるというところを押さえるとこのイヤイヤを最小限にとどめることができるようになります。

そのポイントを2つお伝えします。

1.“同じ”を大切にする

秩序の敏感期にある子どもには、いつも同じ場所、いつも同じ順番などを大切にしてあげてください。

毎日違う順番で朝の準備をしたり、いつも違う場所におもちゃが収納されていたり、秩序が乱れていると、子どもはなかなか自分の世界を安心できる場所だと認識できなくなっていきます。

子どもの秩序を大切にしてあげる、いつもと同じ環境を子どもに提供してあげるということを心がけてみてください。


2.時間に余裕を持つ

イヤイヤ期にある子どもは、色々なこだわりを持っています。

ここではこれをしなきゃいけない
これは自分でやらなきゃいけない

私達が時間がない時にれると困るようなことも、自分でやりたがったり順番を守りたがったりします。
そこで秩序を乱してしまうとイヤイヤが起こりやすくなります。

そこで少し時間に余裕を持ちます。

我が家の2歳長男もねこの秩序の敏感期の真っただ中。

自分で靴を履かなきゃいけない
この場所を通ったら小石を落としていきたい

などなどなどなど。

自分の中で順番とか決まりごとがあるんです。

それを大切にしてあげるために、ちょっと早く家を出る。
すると私達ママにも余裕ができて子どもの秩序を一緒に大切にできるようになっていきます。

是非時間に余裕を持って行動してみることを心がけてみてください。


それでもイヤイヤが止まらなかったら・・・

とはいっても!イヤイヤは発動してしまいます。
全く0にすることなんてできません。
「イヤー!」と言って子どもが死にものぐるいで訴えてきた時どうしたら良いのでしょうか。

イヤイヤ期を生きる力に変えていこう



イヤイヤが始まると、「もうやめてよ」「もうこんなとこで泣かないでよ」と思い、嗜めたくなるかもしれません。

でも実は逆効果。

そこはとにかく共感です。

「いつもとここが違ったのが嫌だったのかな」
「気持ちわかるよ」

とにかく気持ちを受け入れてあげます。

泣きわめいてる子どもに何を言っても聞く耳は持ちません。

あなたの全てを受け入れているよ。
大丈夫だよ。
この世界は安心していいんだよ。
ママがいるからね。

そう共感してあげます。そうすると子どもも落ち着いていきます。


気持ちをコントロールできるようになる方法

感情の爆発が収まって聞く耳を持ち始めた頃に、提案をしてあげます。

次に同じようなことが起こった時にどうしていこうかな。
こういう方法とこういう方法があるけどどうする。

などと、次に同じことが起こった時に少しずつ自分の感情をコントロールできるように提案していきます。

2つぐらい選択肢を出してあげると子どもは決めやすかったりします。
そして自分で決めたことを守るよう子どもは頑張ります。
共感して提案する。そして自分の感情をコントロールできるようにしていきます。

まとめ

子育てはスモールステップです。
急にできるようになる子はいません。
根気よく関わりあっていただきたいと思います。

イヤイヤ期は大変な時期ですが、子どもが自分で自分を確立していく大事な時期です。

それを応援できる親でいたいなと私自身も思っています。
イヤイヤ期まっただ中の子を持つ皆さん一緒に頑張りましょうね!



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