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『キリンシティ2回注ぎ』


こんにちは。
ジワジワとまた昼夜逆転に進んでいるビアマイスター林です。
#夜が一番はかどる


さて、本日は『キリンシティ2回注ぎ』というテーマで書いていきます。


ビールを5分かけて丁寧に注ぐ3回注ぎを伝統的に続けてきたビヤレストラン「キリンシティ」。
そんなキリンシティが本日より、リニューアルされた「一番搾り」を2回注ぎで提供すると公式ページで発表がありました。
#歴史的な変更


僕がキリンシティにいた時(過去の記事にも書いてると思いますが)一番搾りは3回注ぎじゃないほうが良い!とめちゃめちゃ本部に言ったものです。
#当時は変わりませんでしたが


そもそも。


キリンシティは創業当時は「ビール」と記載された「キリンラガービール」と「黒ビール」と記載された「キリン スタウト」の2種類しかありませんでした。

常連様がラガーとスタウトを同時に注文して、それを別のグラスで混ぜていた事から裏メニューで「ハーフandハーフ」が誕生し、後にレギュラーメニューとしてラガー6:スタウト4の割合で提供されるようになりました。

そして。

当時主力だった「キリンラガー」から「一番搾り」にキリンビール社は徐々に市場に売り込んでいくビールをシフトしていきます。

キリンビール本社が一番搾りを売ってるのに、キリンシティで扱わないわけにはいかないよね。という理由からキリンシティでも一番搾りを3回注ぎするようになっていきます。

一番搾りをキリンシティで扱うことは、キリンシティスタッフは反対だった(3回注ぎ向きではないのをわかっていた)そうですが、親会社であるキリンビールに逆らう事なんてもちろん出来ず、長々と3回注ぎを提供してきました。

ビールは、それぞれの銘柄に適正な注ぎ方があり、銘柄に合った注ぎ方をするかしないかで、ビールの良さを引き立てられるかどうかが決まります。

一番搾りはビールを飲む人なら3回注ぎより2回注ぎが美味しいということはわかりきっていたのです。

今回遂に一番搾りは2回注ぎとして再デビューしました。

変更の背景としては、キリンビール社が新、一番搾りを出す際に、注ぎ方とグラスを今一度見直す。となったそうです。

ご自宅でも再現しやすい泡を立てて、泡が落ち着いたら注ぎ出す。1分半ほどで完成する注ぎ方です。

モフモフした泡に少し甘みを感じるような注ぎ方でした。
#どうせやるなら
#クリーミー泡にして差別化を図ればいいのに

歴史的な変更をしたキリンシティ。
これから長く続く伝統の店で今後はどのような変化をしていくのか、元スタッフとしてはずっと見ていたいです。



ビアマイスター林は毎日ビールを通しての発見や考えを投稿し、日本一を目指す挑戦や活動の報告をさせて頂きます。
ビールを「注ぐ」の立場で皆様を笑顔にします。
会ったことがある人もない人も、会えるのを楽しみにしています。

それではまた明日乾杯しましょう。


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