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『淡色ビールの製造工程』

おはようございます。
夜は断食中なのにラーメンの画像を送ってきたヤツが憎いビアマイスター林です。
#容赦ない飯テロ


さて、本日は『淡色ビールの製造工程』をテーマに書いていきます。

YouTubeでびあ検対策動画の企画で、わかりやすく製造工程の動画を作ろうと思っています。

動画のセリフの下書きを作りましたが、撮影自体は来週の火曜日まで予定が詰まっているので配信は少しお待たせしてしまいますがご了承下さい。

ビール検定を受ける方の参考になれば良いなと思います。


黒ラベルや、キリンラガー、スーパードライなどの一般的なラガー(下面発酵)の淡色ビールの製造工程を簡単に示すと、このようになります。
ホワイトボード今回もイラストを書いてもおうと思っています。
#業務連絡


麦芽の製造

この工程はビール大麦を溶けやすく、分解されやすい状態の麦芽に加工するところです。まずホコリやゴミをきれいに取り除き、浸麦槽で水分を含ませ、発芽室で適度に発芽させたのち、乾燥室で熱風により焙燥します。このときにビールに必要な成分と独特の色、そして芳しい香りをもつようになります。


仕込み

細かく砕いた麦芽と米などの副原料を温水と混ぜ合わせます。適度な温度で、適当な時間保持すると、麦芽の酵素の働きででんぷん質は糖分に変わり、糖化液の状態になります。これをろ過してホップを加え、煮沸します。ホップはビールに特有の苦味と香りをつけると同時に麦汁中のたんぱく質を凝固分離させ、液を澄ませる大切な働きをします。こうしてできた熱麦汁は次に発酵工程に移されます。


発酵

熱麦汁を5℃くらいに冷却し、これに酵母を加えて発酵タンクに入れます。7~8日の間に酵母の働きによって、麦汁中の糖分のほとんどがアルコールと炭酸ガスに分解されます。こうしてできあがったビールは若ビールと呼ばれ、まだビール本来の味、香りは十分ではありません。


貯酒

若ビールは貯酒タンクに移され、0℃くらいの低温で数十日間貯蔵されます。この間にビールはゆっくり熟成し、調和のとれたビールの味と香りが生まれてきます。熟成の終わったビールはろ過され、透きとおった琥珀色のビールができあがります。


容器詰め

こうしてできあがるまでにおよそ2~3カ月。いよいよビールはびん・缶あるいは樽に詰められて市場に出荷されます。びん・缶詰めビールは生ビールが大部分ですが、一部に熱による処理(パストリゼーション)をしたビールもあります。


こんな感じですかね。
さらに細分化して、各カテゴリーを詳しく作っていこうと思います。

さらに別企画では、差し入れで頂いたビール(静岡麦酒・サッポロクラシック春の香り・夏の爽快)なども、美味しい注ぎ方動画を上げていく予定でーす。

緊急事態宣言中はなるべくたくさん動画を作っていくつもりなので、お楽しみにお待ち下さい!


ビアマイスター林は毎日ビールを通しての発見や考えを投稿し、ビール注ぎの達人を目指す挑戦や活動の報告をさせて頂きます。
ビールを「注ぐ」の立場で皆様を笑顔にします。
会ったことがある人もない人も、会えるのを楽しみにしています。

それではまた明日乾杯しましょう。


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