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日本のビール誕生と小樽の意外な関係も描く

先日、Yahooニュースさんに掲載された記事がこちらです。 

重富が自主制作したビールの誕生物語を描いた映画は、その所縁の地を訪ねるカタチで撮影を進めました。気持ちとしては、ブラタモリさんと歴史ヒストリアを足して100で割った感じです。その撮影場所の1つである「小樽」から今回取材の依頼をいただきました。
コロナが終息したら、映画のロケ地を巡っていただけると、日本の麦酒の足跡を感じるたびになると思っています。ビールの旅をドイツ語で「ビアライゼ」と言います。

ZOOMで記事取材

小樽からメールが届きました。小樽経済新聞さんの記者さんからです。地域の経済ニュースを配信されている「みんなの経済新聞」さん。

これまで、広島経済新聞さんには有難いことに幾度となく記事にしていただきました。2017年に全国の記者さんが広島に一同に集まって「全国大会」的なイベントがあり、広島を代表?してお礼にビールを注がせていただきました。

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残念ながら、小樽の記者さんは2017年の広島大会にはお越しになられていななかったようですが、今回ZOOMで初めてお会いして、お話させていただきました。とても丁寧に取材をしていただきました。コロナで遠隔地でも気軽に話ができる(会える)環境が整備された部分です。

そして、とても丁寧な記事となって「小樽経済新聞」さんと「yahooニュース」さんに掲載されました(感謝)

小樽での撮影記事(再投稿)

日本の麦酒歴史ができるまで⑪でお届けしました、小樽取材記事を再アップしておきます。いつか、映画の上映会と重富のビール(旅するスイングカラン)で小樽にお邪魔したいと願っています。

岩内、余市を経由して「小樽」へ…

岩内でホップ発見の地の碑を撮影し、余市のニッカウヰスキー余市蒸留所見学+昼食を終え、JRで小樽に向かいます。

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(小樽観光協会Webより)⇧

小樽では、まず小樽市総合博物館(運河館)で、明治20年頃の街の地図を見せてもらいます。中川清兵衛の足跡があるのです。地図を確認し、その地図を撮影させていただきました。

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この地図を探すきっかけになったWebサイトのスクション

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その後、小樽港、小樽運河での撮影です。ちょっとシリアスなシーンなのですが、間抜けなセリフ間違いで顔が柔和になってしまいます。

撮影できているか、音声は?の確認は、モニターなどありません。撮影に使用している一眼レフカメラの小さな画面と、小さなカメラ内臓スピーカーか、イヤホンでの確認作業です。 うまくいったと思った箇所でも、イヤホンで聞くと「撮り直し」な事も多々あります。というか、ほどんど全部です。

ようやく撮り終えたのですが、どうも重富的にはしっくりいかない部分がありました。撮影場所がイメージと違うのです。

監督とカメラマンに無理を言って、再度撮影場所を探します。小樽港は広く、3人一緒に探すのでは時間が足りません。手分けして撮影場所に適したところを走り回って探します。監督ははるかかなたに走り去って見えなくなってしまいました。

重富は割と近くを、カメラマン君はちょっと遠くを探します。カメラマン君が「ありませんね~」と帰ってきましたが。監督は帰ってきません。どこまで行ったんだろうと思っていると、向こうの方で手を振っている監督を見つけました。「手招き」しているようにも見えました。カメラマン君と2人で行ってみると、怒っています「何度も電話したのに」と‥ 撮影用にマナーモードだったので気が付かなかったのです(ごめんね)

波止場の奥の方で良い場所を見つけました。おかげで、大事なシーンを撮ることができました。(中川清兵衛の末後の水のシーン)

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映画の撮影って、最小の撮影ではだめなのですね、使える使えないではなく「撮っておく」が大事なようです。あちこちで、観光客のように撮影していた部分も、完成の映画の中にでてきて、いいシーンやシーンチェンジになっています。(映画大学に高い授業料を払った甲斐がありました)

⇩小樽と言えば「石原裕次郎」さんに寄せてみました(エンドロールより)

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撮影は終わりました。小樽ビールさんで「おつかれ乾杯」です。

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mini工場見学コースもあったので、説明してもらいました。
その後は、小樽と言えば「お寿司」ですね。博物館で教えてもらったお寿司屋さん「寿司達」さん。気さくな大将とおかみさんの味わいがプラスされて、優しくて美味しいお寿司をいただきました。

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小樽駅までは歩いて行けるのですが…せっかくなのでタクシーで小樽運河の夜の風景を見ながら小樽駅に向かいました。

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(写真ACよりお借りしました)⇧

札幌についた後に、夜の撮影が待っていました。映画のタイトル画面にも使用したシーンです。

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その後…すすきのに行ってちょっと飲もうかとカメラマン君を誘おうと思ったのですが、監督が怖い目でにらむので大人しくホテルに帰ることにしました。ホテルに帰り、撮影日程表と、脚本とにらめっこです。撮りこぼしがないかの確認です。脚本の順番通りに撮影できないので、撮影が済んだ箇所を「墨」で塗りつぶしていきます。

往復200㎞の撮影の一日が終わりました。