ミライノクルマ①

日本政府は2030年にガソリン車の新車販売を禁止・・・しようとしている、みたいです。世界的には2030年、あるいは2035年を目途にガソリン車はやめようよ。って国は多いみたいですね。どういう根拠なのかは分かりませんが。

2030年というのはあまりにも非現実的である

もし仮に2030年でやめるのであれば、自動車メーカーは今すぐに準備を始めないといけません。そして2025年ぐらいにはガソリンエンジンの開発を終了していなければなりません。(実際は少しづつ準備はしているけど・・・)
なぜなら2030年に発売する車は2029年に作っているわけではないんです。少し考えれば分かると思うのですが・・・。
だからこそ、豊田会長は批判しているのです。いちメーカーとして時期に対してかなり慎重になっているのを感じます。迂闊な発言は現場の混乱を招きます。

まだまだエンジンが必要だけど・・・東南アジアとか

先進国ではEV化への切り替えが~なんて話ができてますが、現実はまだまだガソリンエンジンが必要な地域は多いです。「必要な地域で勝手に作って、乗ればいいじゃないか」って言うほど簡単ではないです。現地生産はできても現地開発はまだ難しいです。となると、日本での開発はまだまだ止まれません。
正直言って、ガソリンエンジンはやり尽くした感はありますが・・・可能性がある限りは続けていくでしょうね。

いつなら出来ますか?

「じゃあ、いつになればガソリンエンジンをやめられるのか?」っていう時期だけの話をするとしましょう。これは一国、一社だけの判断では決められません。もっと何段も細かく分けた段階を踏んでいく必要があります。
バッテリーの生産能力や、充電インフラの整備などなど、とにかく課題が山積みです。とても数年で解決できるレベルではないです。
もちろん日本だけでの問題ではなく、世界各国で足並みを足並みを揃える必要があります。

そこまで掘り下げた上で、再度目標を決め直す必要があります。
20年後は現実味がなくても、10年後になって急に現実味を帯びてきて慌てて進めるような計画ではないです。

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