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カブ&ムシ&かばん

最初の投稿で書いた通り、去年までドラマはほとんど観てこなかったけど、お笑いは結構好きだったから、ナイツの独演会とかラジオはずっと聞いてきていた。だから、世間では色々いう人もいるけど、マセキ芸能社つながりで狩野英孝も昔から好きだった。

だからというわけではないけど、今年のゴールデンウィークの最後の数日は、ずっとYouTubeで「千鳥のクセスゴ」の狩野英孝の動画を見ていた。ああ、なんてゴールデンウィークにふさわしい贅沢な時間の使い方。ゆずがノリノリで共演する「EIKOの架橋」、無駄に豪華で完成度が高すぎる。

とはいえ狩野英孝のクセスゴソングといえば、aikoのカブトムシ、もといeikoの「カブ&ムシ」だ。いや、その「ト」は&の「と」ではないんですけどね。そして、オリジナルパート、まさかのカブトムシを超えてヘラクレス。絶対このノリはaikoも好きなやつなので、いつか共演してもらいたい。

それで、この「カブ&ムシ」、助詞じゃない「と」を、助詞だと解釈してボケるネタ、なんかどこかで聞いたことがあると思ったけど、ずっと思い出せなくてもやもやしたまま5月が終わってしまった。

さすがに手掛かりが少なすぎですね。結構、頭の片隅に置き続けてきたんだけど、時は経ち目をつむっても、何も出てきませんでした。

そんな時、たまたま猪瀬元都知事が次の参院選に出るというニュースを見た。

これだ!猪瀬都知事だ!

かなり昔のナイツのネタで、塙さんが「猪瀬と知事」とぼけて、土屋さんが「いや二人いるみたいに言うけど、猪瀬さんが都知事ですからね」と突っ込むネタが、僕が思い出せないでいたネタだった。なんなんだろう、この「と」の助詞解釈ボケはマセキ芸能社の伝統なんだろうか。

上の記事のタイトルにも出ているけど、猪瀬元知事と言えば金銭トラブルがあって、現金受領のシーンを再現するとか言って記者会見を開いたら、カバンに現金が入らないというコントをかまして辞任に追い込まれた人です。結構、大きなかばんだったけど五千万円は結構かさばるからなぁ。

それで、この面白事件が発生した当時、投資家・ブロガーのやまもといちろうさんが、ことあるごとに「かばんに収まらない、かばんに収まらない」とあちこちで書き募っていたわけです。

大きな鞄にもこの胸にも収まらないんじゃない?

かばん

だからそのせいで、僕はaikoのかばんを聞くと反射的に猪瀬元都知事が思い浮かぶ体質になってしまった。aikoの名曲を台無しにしたやまもといちろうが憎い。そして、その原因を作った猪瀬と知事が憎い。

でも、あのかばんに収まらなかった事件から10年近くたってもいまだにネタにされ続ける猪瀬さんはきっと思っているんだろうな。

「もう放して 許して」

かばん

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