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にぎやかな落日/朝倉かすみ 光文社 ある雑誌の紹介文に、 『自分の今後、そして自分の老後について思いをはせながら読むことになる小説だ。』と書いてあった。 確かに読んでる最中に、何度も亡くなった父や母のことを思ったし、生きていれば必ず訪れるであろう自分の落日についてもいろいろ考えながらの読書であった。 物語は、北海道で一人暮らしをする83歳になるおもちさんが主人公。 甘いものが大好きで間食がやめられず持病の糖尿病が悪化してしまう。 夫(勇さん)は施設に入っていてもう帰って