気合い
今日は朝2時半に起床し巣箱の移動作業をしました。この時期からの巣箱の移動は未明から始めて気温が上がる前には終了しなければなりません。
作業は4時から開始し、君津市から袖ヶ浦市、千葉市の2ヶ所の蜂場に巣箱を移動して、8時前には作業を終えました。
ところで、私が30代や40代だった頃は、2段に上がった巣箱をトラックの荷台に積み込む作業はそれほど大変ではありませんでしたが、50を過ぎたあたりから、急に自分の体力や筋力に自信がなくなりました。事あるごとに「無理をすると怪我をするのではないか」「あまり重たい物を持つとぎっくり腰になるのではないか」と不安がよぎります。いつまでも楽しく養蜂をやってゆく為には、一にも二にも身体を鍛えなければなりません。
千葉市の蜂場での作業を終えて袖ヶ浦市の蜂場に戻ると、10m以上ある木の上に分蜂群を発見しました。
分蜂群の捕獲はトラックの荷台に8mのハシゴを載せて、ハシゴをトラックの鳥居にロープで括り付け、ハシゴの先端まで登って捕獲作業をしました。こういった作業は体力や筋力の問題というよりむしろ、気持ちや気合いの問題で、諦めたらその時点で終わりです。
作業は1回目は女王が入らず失敗しましたが、2回目で見事成功し、無事分蜂群が捕獲できました。生涯楽しく養蜂をやるために必要なのは何よりもチャレンジ精神、絶対に諦めない気持ち、そして、「やってやるぞ!」という気合いです。どんなに年を取っても、体力が衰えても、それだけは失うわけにはいきません^_^
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