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女王蜂の導入

一昨日スロベニアから女王蜂(カーニオラン種)が成田に届き、無事検疫を通ったと業者から連絡があった為、急遽女王蜂導入の準備をしました。

イタリアン種の無王群にカーニオラン種の女王蜂を導入するのは今回が初めてではありませんが、女王蜂の受け入れ準備はできるだけ慎重に行いました。割り出した群は攻撃性が低い内役蜂を主体とした3枚群にして、外役蜂を排除し、割り出した群には警戒心を少しでも緩和させるために十分なフォンダンを与えました。

今回イタリアン群にカーニオランの女王蜂を導入した主な理由は①蜂場に於ける女王蜂の遺伝的多様性を重視する②イタリアン種とカーニオラン種の雑種交配第一世代を作り、ダニや環境の変化に強い女王蜂を育成する③山岳地帯での養蜂に適した系統を育成するの3点で、今後とも継続的に導入してゆく計画です。

本日導入したカーニオラン種の女王蜂はエスコートビー(女王蜂のお世話をする働き蜂)と共に籠に入れたまま数日馴染ませ、タイミングを見計らって籠からリリースする予定です^_^





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