オス蜂巣
早いもので、気がついたら10月も半ば過ぎとなりましたが、群によってはまだオス蜂を量産しています。今年の初夏から秋にかけては何種類かのDTF(Drone Trap Frame)を試し、自分なりにいろいろと模索していましたが、巣箱に入れるタイミングや巣枠を差し込む場所などに関して少し見えてきたことがあります。来年は、より計画的にできるようにこの冬しっかりと準備しなければなりません。
ところで、この時期のミツバチを見ていると、社会的格差や戦争というものは起こるべくして起こっているんだなと思えてきます。同じ管理をしていても、女王の血統によって群にはそれぞれの特性があり、環境の変化に上手く対応できるものもあれば、出来ないものもあります。そういった格差に養蜂家がどこまで介入すべきなのか頭を悩ませているところです。
最近は、日銀による株の買い支えや、政府の市場介入、金融政策など、数字上の景気対策として政府があれこれやっているのは中長期的にみて果たして得策なのか疑問に感じる事があります。養蜂的に考えれば、沈みゆく船は早く沈ませて、その後に何が起こるかに期待し、あえて何もしないというのも経済政策の一つだからです^_^
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