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もみ殻くん炭作り

今日は朝から天気が良く、なんとなく気分も良かったので綺麗に草刈りが終わった畑でもみ殻くん炭を作りました。もみ殻くん炭を作るのは初体験です。

もみ殻くん炭を作るにあたって用意するものは、もみ殻と煙突とレーキ、そして着火材となる枯れた葉っぱや薪です。ちなみに煙突は新潟県に本社があるホンマ製作所の燻炭器をチョイスしました。ホンマ製作所は焼き芋製作器なども開発しており、個人的に注目している企業です。

ところで、もみ殻くん炭は土壌改良のために使う農業資材ですが、以下の特徴があります。 

①土壌の通気性が向上し、根腐れ防止や泥ハネの防止になる。

②もみ殻くん炭の微細な孔が土壌微生物の住家になり、ミネラルが溶け出しやすくなる。

③もみ殻くん炭はアルカリ性なので、酸性に傾いた土壌を中和し、土壌微生物の生活環境が改善される。また土壌微生物が土壌の団粒化を促進させる。

④もみ殻くん炭が害虫(アブラムシなど)の忌避剤になる事も報告されている。

ゆっくりと立ち上がる煙を見ながら、レーキでもみ殻をかき混ぜる作業は嫌いじゃない作業です。完成したもみ殻くん炭を畑にすき込んで、耕作放棄地が徐々に畑になってゆく過程をイメージしながら、手を動かしていると「これを幸せと言わずして何が幸せなのか」と思えてきます。未来が見える仕事は何をやっても楽しく、逆に未来が見えない仕事はどんなにたくさん給料がもらえても苦痛でしかありません。これは真理です^_^

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