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草刈機考

昨日は早朝から蜂場の草刈りをしました。
草刈りは、梅雨入り前にやっておかないと大変な事になります。蜂場の風通しも悪くなりますし、夜露で湿度が上がりチョーク病などの病気を引き起こす事もあるので、蜂場は極力こまめに草刈りをして、風通しを確保し、常にドライな環境にしておかなければなりません。

ところで、草刈機には2ストロークエンジンと4ストロークエンジン、そして充電式の3つの種類がありますが、どれが一番良いかは一概には言えません。私自身は10代の時から2ストロークエンジンのオートバイが好きで、同じフィーリングを草刈機にも求めてしまうので2ストロークエンジンの草刈機を長らく使っていましたが、最近は専ら36Vの充電式の草刈機を使用しています。充電式の草刈機はモーター音も静かで、巣箱周辺の草を刈っていてもミツバチが騒ぎませんし、早朝や夕方に草刈りをしても近所迷惑になりません。連続使用時間等の問題もありますが、排気ガスやオイルで環境を汚す事もないので、これからの時代は徐々にエンジン式の草刈機は淘汰されてゆくかもしれません。

ところで、人間にも、2ストロークエンジンのように「感情の起伏が激しく、ある特定の分野でのみパワーを発揮する人」と、4ストロークエンジンのように「現実的なところでバランス良くに活躍できる人」、充電(電気)式のように、「周りに配慮できるエコな人」などいろいろなタイプの人がいます。

私もそろそろ、「周囲に配慮し、迷惑をかけず、ちゃんと仕事が出来る人間」を目指さなければなりません。

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