トベラ開花
蜂場のトベラにアオスジアゲハがたくさん来ていました。私の蜂場の入り口には大きなトベラの木があるので、毎年この時期になるとアオスジアゲハがたくさん来ます。私が子供の頃は公園に行くと普通にアオスジアゲハを見る事が出来ましたが、いま振り返ると、恐らく公園にはトベラがたくさん植えてあったのかも知れません。
ところで、トベラの葉には「トベラキジラミ」の幼虫が生活しています。このトベラキジラミはトベラの新芽や若葉から出る液体を吸い、糖分を排泄します。その糖分は甘露と呼ばれ、ミツバチは花蜜だけでなく、その甘露も求めてトベラにやってきます。
ちなみに、庭木として植えてあるトベラにトベラキジラミが付くと、甘露がスス病などの原因を引き起こすという理由で、化学農薬を散布する事があります。薬剤でトベラキジラミを駆除する事は簡単ですが、その甘露を求めている小さな生き物がいるという事も頭の片隅に覚えていて欲しいと思います^_^