カードオタクの僕が競馬好き好き君になった訳


競馬とは

競馬とはおっさんを極めた者の目の前に現れる公営ギャンブル。
という印象は割と古いイメージで、実は某ウマ娘の影響もあって市場はどんどん広がってて、若い人の間でも流行り出してたりするんすよね。
ただやっぱ競馬に興味がなくてウマも知らんって人の印象はあれでしょ、おっさんがラジオにイヤホン挿して競馬新聞片手に耳に赤ペン引っさげてるやつ。
そして毛利小五郎が仕事中に熱中して蘭ねーちゃんに「ちょっとお父さん!」って怒鳴られてるやつ。
僕も今年頭まではまじでそんなイメージだったんだけど、今は競馬だけが趣味のおっさんになってます。今日は競馬との出会いと競馬の魅力を語ります。


競馬との出会い

ウマ娘です。オタクなので。
はい。
後は友達からの熱心な布教です。
僕は昔からカードゲームが好きだったんですが、大人になるに連れて周りはどんどんカードを辞めていって。そんな中大ハマリできる趣味に飢えていた訳なんですが、僕の住んでいる北海道の片田舎では娯楽がパチンコとバードウォッチングしかないんですね。クソ田舎なので。
そしてそんな中で友達連中が開拓したのが競馬趣味だったんです。

元々頻繁に競馬に誘われてたけど、ぶっちゃけ凄い白い目で見てたし、実際のレースで走ってる馬を見てもほーんとしか思わなかったし、馬の種類多すぎ競馬新聞は情報量多すぎで意味わからんし。当時の僕は自分がここまで競馬にハマるなんて全く想像していなかったよね。
じゃあなんで僕の今の一番の趣味が競馬と断言できる程にハマったのか、競馬の何に魅力があるのか、次はそれを語ります。


競馬ってめっちゃカードゲーム

はい、競馬ってめっちゃカードゲームなんです。
と言うのも、競馬って何する遊びかって言うと、馬をただ眺めて「速いね!」って喜ぶ遊びじゃなくて、自分で予想を立てて勝馬投票券(馬券)と呼ばれるチケットを買って、的中すると配当金が貰えるという公営ギャンブルなんですね。
そこで競馬の何が肝かって言うと、それは予想を立てて馬券を買うという部分なんですね。
10頭〜20頭前後のお馬さん達の着順を予想した上でお金を払ってチケットを買うんですよ。そんでその通りにお馬さんが来ないと全部パーっていう。
無理ゲーだと思いますでしょ。無理ゲーです。運ゲーです。
でも確かに自分の立てた予想が介入する余地があるんです。


予想=デッキ

自分の立てた予想、購入した馬券こそが即ちカードゲームにおけるデッキなんです。
奇特にもこの記事を読んでくれてる競馬未経験者の方からすると意味不明だと思うので説明させていただきます。

まず、競馬ってレース毎に自分の予想の軸となる馬を決めるのですが、はい。カードゲームにおける切り札ですね。
そして軸を決めたら今度は他に来そうな馬を決めます。カードゲームで切り札を活かす為の周りの採用カードを選ぶ工程がここです。
一通り馬が決まったら、後は資金分配をしながら馬券を組み立てていきます→完成します→はい、デッキの完成です。


デッキが出来たらいよいよ大会へ・・・

とっておきの馬券デッキが完成しましたね。そしたらデッキを握っていよいよ大会出場です。
中央競馬では毎週末レースが行われており、その中でも格式高いG1レースはもうカードゲームにおける全国大会と言っても過言ではないです。
競馬新聞を持ったおっちゃん達の合間に座ったら、いよいよ大会スタートです。
馬たちが走り出すと僕らには応援することしか出来ません。いわば遊戯を応援する杏子です。周りのおっちゃん達も杏子です。皆黄色い声で応援してます。「何やってんだよ!」「オラ!」「ター!ヤー!」「ふざけんな!」ね、皆可愛いでしょ。

このね、観戦してる時が物凄く燃えるんですね。予想の答え合わせのこの瞬間が凄く滾るんです。自分が予想に費やした時間に比例して燃えますよ。
沢山お金賭けてる時なんかもう、脳みそ溶けてんじゃないかってくらい体がアチアチなんですよね。
4コーナー周って直線ゴール前、たまらず声が出ます。
「行け!差せ!差せ差せ差せ!あ、あ~~~~~ーー!!!!!!!!」

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すみません、大負けして感情が無になっていました。
今週もJRAに納税してしまいました。


皆も競馬をやってみよう

ということで馬券はデッキだしおっさんは杏子だし競馬はカードゲームっていうかもう遊戯王だということがわかりましたね。

毎週のレースは週末なので平日は予想を立てていくことになるんですが、予想をして週末に結果を見るというプロセスが本当に楽しいので、興味が湧いた方はぜひ競馬に触れてみてください。

それでは見てくれてありがとうございました!

※のめり込みすぎるのはやめようね!


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