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地方ワーケーションで「不便だな」と思ったこと5つ


都内に住んでいて、「少し歩けば、電車に乗れば何でも出来る場所」にいた頃と比べると、

地方でのワーケーションというのは、都内では手に入らない落ち着きもあるものの、なかなか不便なこともあります。

あくまで私の趣味嗜好に対してどうなのか、という判断軸ですし、「地方って一言でいってもどのレベル感?」って話もありますが、ここではあくまでそれを断定せず、私の経験上の話だけします。その点、ご了承ください。


(1)カフェが少ない


私はフルリモートなので、基本泊まっている場所(個室)で仕事をしているんだけど、

そりゃあパソコン1つでこなせる場合や、日は、外に出たい。

休日、いつもの自分の場所ではないところでリラックスしながらパソコン開きたい。


でも、パソコンをもっていってお茶だけでのんびり出来るカフェが少ないんだよなーーーーー。


そもそも地方は人が少ないので、一時間あたりの使う金額も高くないカフェビジネスに踏み切るという判断する人は少ないんだなと思いました。(そりゃあそうだ)

田舎には、ごはん屋さんはたくさんあるものの、カフェはなかなかないんだよね。

あるとしても、DVD屋さんと併設されている場所だったり、大型ショッピングセンター内のチェーンカフェかな。1つでも見つけたら良い発見した!って思える。


自然は十分にあるので、持ち運びができるキャンプ用のチェアなんか買ってしまえば、自然の中で仕事できるけどね。(風の音とかはいるのでMTGや打ち合わせにはもちろん向かないけど)

その場合は、気候が大事で、「外に出たい」って思える環境がないとそもそも外に出ないので、季節に合わせて「雪も降ってなくて穏やかな気候のエリア」を選択する事が大事。


(2)夜までやっているお店がほぼない


眠らない街、新宿や渋谷に比べたら、そりゃあね、っていう(笑)

居酒屋さんはあるので、友達がいればもしかしたら朝まで外にいることを楽しめるかも。


とはいえ、夜のお楽しみが、少ないのです。

たとえば・・・朝までやっているバー、ミュージックバー、エンタメ系(カラオケ、ダーツ、ボーリングなど)、シーシャ、クラブ、ファーストフード店など。

ここらへん。(典型的な都会の遊び含む)

24時間営業って、コンビニ以外ないんだよね、基本。


今これを書いていて、「あ、私これを楽しみたいんだ」って改めて気づいた。笑

一時間弱歩いたら、こういう場所にたどり着くことが出来る。タクシーで30分くらいでつくエリアにこれらがある。

って個人的に超大事かも。特にそこに2週間以上いる場合は。


誰かに会いに行く、誰かと一緒に過ごす。ってことが目的の場合は、別にこういうのなくても大丈夫だと思う。(もちろん期間など限度はあると思うけど)


結局、なんでも目的次第なのよね。

「なんのためにここに来ているんだっけ?」「これから何しようとしているんだっけ?」

そこが曖昧だと、途中で軌道修正したり、行動に意味付けをすることに時間を使ったりする。

時間もお金も有限な分、(別に確実にこれ!って決まっている必要なんてないんだけど)結局考えてしまうくらいなら、事前に考えたほうがいいね。

私の場合、リラックスするだけ!2週間って決めて。だったらどんなに田舎でも大丈夫。ただ2週間以上なら、仕事の環境以外にプライベートでも人と出会ったり遊んだりしたいから、そういう場所に割とアクセスしやすいところにする。

目的が「何かを学ぶこと」だったら、その施設や環境が近くにあるだけで十分だし、「観光目的」だったらそれを楽しみに家の中で情報収集することに時間使えればそれ以外はあまり気にしない。

行く場所によって、目的って変えていいと思う。だってエリアごとに持っている面白さも、自分が刺激を受ける部分もそれぞれ違うから。


(3)色々と遠いので、足が必要

そもそも運転免許とか。レンタルの自転車とか車とか。

タクシーを家付近から拾えない場合も全然あるから、(都内の移動の仕方に慣れているとギャップにやられるポイント)自分で足を確保できるのが一番良い。


でも私、運転免許、ないのよね・・・・。

東京で過ごすって決めていた時期があるから必要ないと思ってた&乗り物酔いするし車の匂い嫌いだから、まともに考えたことなかった。

これがまさか、今になって重要かも!?ってなるだと・・。(はああ)


まあ、工夫の仕方はあって。

移動でも自転車を使うことだって出来るし、そっちの方がレンタル代や場所もとらない。

冬場、雪国だと自転車すら使えなくなることもあるから、車の方がいいんだけど、それを回避するなら冬はわざわざ雪国に行かない。っていう選択肢も全然あり。


なので、自転車で一時間半圏内、徒歩で一時間圏内。に「求める場所がない」場合。

これは私が生きづらい場所にございます。(という判断軸を持っています)


(4)Wi-Fiなどネット回線のエリア対象になっていない


これは切実です・・。

結構新しいモバイルとかサービスとか、よくテレビのCMでもやっているんじゃないですか。最近だと楽◯さんとか。

すごく興味があるし、パソコン1つで移動するからこそネット周りって重要なのでもっと容量増やしたいなとか考えるんだけど、

新しいサービスであればあるほど、エリア対象外になっていることがしばしば。

「あっ、次行こうと思っていたここだと無理じゃない・・・」って気づくことがあるので、事前にちゃんと調べることが大事。

まあ、ワーケーション先に安定したWi-Fiがちゃんとあるんだったら大丈夫なんだけどね。わざわざ新しい機種とかサービスを活用することを決める際は、対象エリアまで調べることをおすすめします。


(5)デリバリーなどのサービスがほぼない


ふむ。これはね、都内に元々住んでいても、別にデリバリーは頻繁に使わないので別に問題ないです、って方もいると思います。

私の場合、今年の4月にフルリモートになってから、「食事をするために家を出ることが面倒」になったり、そもそも外に出ることに億劫になっていた時期もあったので、デリバリーをほぼ人生で初めて活用しました。

そこで味をしめて(良い表現をすると美味しいお店を初めて知ることが出来て)、仕事で忙しくてお昼に家を出れない時・自炊が面倒な時はデリバリーを活用したり。

地方でも、「自炊が面倒な時」がありますし、あと雪国だと「家から出るのが大変」ってときもあるので(雪に関してはデリバリー屋さんもバイク使えないので、テイクアウトだけの日もある)

そういうときに、楽してご飯たべたーーーーい。

しかもお家では作れない(面倒な)ものを食べたーーーーーい。(インドカレーとかフォーとか)

ってだれでも思うじゃないですか。


自炊レベルをあげることは、もちろん重要なんだけど、

今日はもう少し違うご飯で自分にご褒美あげたい、気分を変えたい、ってときもあるでしょ。


それがね、なかなか難しいんです、地方だと。


だから、生活の選択肢が、(都内にくらべると、ね)少なめよね。

物足りなさをそこで感じる人は、地方の長居ってそこまで向いてないのかも。(それを埋める別の楽しさを発見するのがいいかも)


そこらへんも、地方ワーケーションの醍醐味なので、味わっていくのがいいよね。

「私の求めがちなもの」と、「季節に合わせた工夫」を発見することができたのは、とても大きな収穫でした。

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