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「みんなの経験がどれも財産でどれも正しい」清水 絢子 #Beee!メンバーの声

これまでのキャリア

元インテリアデザイン出身。海辺のバケーションレンタル会社で、広報を経験しサービスとステークホルダーとの関係をつくる広報の面白さに目覚める。不動産テック企業で広報の立ち上げをミッションに転職し、約5年半でサービスローンチ、IPOなどを経験し、100名程度だった社員数も900名近くへと成長。現在はマネジメントとコーポレートPRを中心に担当。副業では、お花のD2Cサービスの広報サポートも。

Beee!に参加したきっかけは?

本当にたまたま、広報の仕事をどう進めるべきか、悩んでいた時に、Beee!で開催されていたNHKスペシャルのディレクターの方のお話を聴く会に参加したのが始まりです。

どこまで情報を出すのかっていつも難しいじゃないですか。広報として適切と思うことでも、他部門とバトルになるようなことがたびたびあって、正解のない中でどう答えを出していくのか、いつも悩んでいました。イベントでは、同じようにディレクターの方も取材対象者にデメリットにならないかなどを悩んでいて、そのことについてオープンにディスカッションできたことがすごくよかったんです。

でんちゃんとはその時が初対面で、入りたいと連絡したら、オンラインで話すことになりました。はじめは広報の話をしていたのですが、お花のサービスをPRしていることを伝えたら、途中からでんちゃんが育てている植物のお悩み相談になっていったのが面白かったです(笑)

Beee!ならではと思う活動は?

私たち自身が使えるPRガイドブックのようなものをつくろうと合宿したことでしょうか。

悩むことって本に書いてないんですよね。本が教えてくれないことを私たちは知りたいんです。しかもその時どう判断するかはその人のキャリアによって違っていて。みんな悩んでいて、それでも、それぞれが判断基準をちゃんと持っていることがわかってよかったです。Beee!に参加するみんなの経験がどれも財産でどれも正しいなと。

また、フリーランスや副業でPRをしている人と話す大事さもその合宿で感じました。

たとえば、ベテラン広報のメンバーの1人がアパレルのPRに副業で初めてチャレンジしている、という話がおもしろかったです。アパレルのPRってメディアではなくスタイリストにアプローチをするっていう話なんですけど、そのメンバーは経験がなくても、ゼロベースで自分の中でベストと思える手法を決めきっていました。
一定期間PRを経験すると、手法ってある程度決まってきてしまうところがあるんですよね。でも、その人は、そういった前提に縛られてなくて。

普段、私が始める3階層前くらいから考えなきゃダメなんだと思ったし、そこから始めるのがPRのめちゃくちゃ面白いところだなと改めて思ったんです。

Beee!に入ってからどんな変化がありましたか?

大きいのは、PRってPRの仕事だけをしなくてもいいんだって気付けたことです。

私はPRのキャリアに繋がる以外の活動をしても、それがその先、仕事に繋がることはないんだろうなって思っていました。

でも、たとえばでんちゃんは「整える」ことをテーマにPRの枠を超えた仕事をしていて。他のメンバーもヨガインストラクターの資格を持っていたり、狩猟免許を取得したり。もう、そういうの好きすぎる。(笑) しかもその人たちは、PRという軸はありつつも、キャリアについてそれらを全て繋げたかたちで考えているからすごいんです。

こうした話をきく中で、個人としてもPRパーソンとしても、自分の好きや強みを意識するようになり、キャリアについての考え方も変わっていきました。

Beee!とは一言でいうとどういう存在?

「秘密基地」ですね。
やりたいことや好きなことを話してワクワクする感じが似ています。

勉強会なんかで個人的に仲良くなった人はいても、そのコミュニティ自体で何かが生まれるような、心理的な安全性のある場所はこれまでありませんでした。どうしてもこれやりたいって思っても気をつかっちゃって言えなくて。

特に私は自己紹介が1番苦手で。人の紹介ならいくらでも進んでやるんですけど。でもBeee!では、自分が好きな、たとえば森で放電する活動のすばらしさを熱く語る人がいたりして、その熱狂が見ていてとても楽しくて
自分自身をどう説明するか、自分が好きなものが何かなどを明確にして発信できることはものすごく大事なことだと意識するようになりました。

これからチャレンジしたいこと、取り組みたいことは?

1つは、アートが大好きで、勝手に「非公式アートPR」をし続けたいと思っています。
私はここ数年、週2ペースで年100回くらい美術展やアートスポットに行き続けています。それで、Beee!のみんなに会えば会うほどアートにかかわるPRをやりたいなと思うようになって。Beee!に入ってからはInstagramのアカウントをアート専門の発信に変えたのですが、それがきっかけでLEMON 8というSNSで公式のアートクリエーターとして活動する場をいただいたりと、自分自身の切り口を意識するようになりました。
「非公式アートPR」っていうのは、アート系のスタートアップに入るとかそういうことを飛び越えて、こういう発信する活動から始めていこうということです。やり続けることに価値があるかなと。

もう1つは、誰かの好きや強みを生かし、自分の世界観を生きると決めた人のプロコーチになることです。好きや強みを生かすことの大切さというのは、Beee!で得た気付きでもありますが、それが、提供価値になるんじゃないかって思ったんです。

他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」をBeee!で開催したことがあるんですけど、自分の目標について周りの人が真面目に考えてくれるのがすごくよくて。それもきっかけで、プロコーチになりたいと考えるようになりました。

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