自社プロダクトを作るための活動で感じた事①

まずは初めまして。

早速ですが、簡単に自己紹介させて頂きます。

独立系Sierに勤めて約6年、主に金融系案件に従事しておりエンジニア、プロジェクトリーダー、PMOなどの業務に携わってきました。

思えば就職活動の際には、ITを活用した製品を作りたい、その為にはエンジニアという目線で土台の知識が必要だ!という熱意の元、文系ながら開発者としてのスキル獲得を目指し、今の会社に入社しました。

働いていると、不思議なものでいつのまにか当初の気持ちに蓋をして、日々の業務に忙殺され、プロダクトを作りたいなんて事を思わなくなるものです。

タイトルの活動をするまでは、某金融系のバックシステム案件に従事していました。

今は某銀行案件の商品企画部のPMOとして働きながら、社内のアイデアソンを通じて、プロダクト開発を行うために活動しています

活動をするまでは60人程度の体制で開発保守案件のリーダーを行なってきており、日々目の前の業務、プロジェクトのゴールのみを見据えて働いてきました。

これくらいの規模の体制に新卒から入ると、安定している事もあり、周りのメンバーも保守的な人が多かったです。

それがなぜ、今、無給という状況で会社の案件をこなしながら、プロダクト開発のための活動を主体的行っているかを記していきたいと思いますを

まず私が勤めて会社は典型的な中堅Sierであり、その利益の大半は人売りで賄われています。

物売りとしての製品は少なく、会社としても社内ベンチャー、自社プロダクトの開発を目標に掲げており、社内公募、アイデアソンのような形で社員からアイデアを募集していました。

当然社内には、商品企画を行う部隊などありません。

長い間、このアイデアソンを行われていましたが、そのアイデアから生まれた製品は一つもありません。

いつの間にかある種、ただのお飾りのイベントとなっており、従業員にとっては、上司からの指示でやらされる面倒ごとの一つになっていました。

このアイデアソンを通じて、現在、経営層向けにプロダクトを実現するための実行計画書を提出という所まで来ました。

道半ばですが、ここまで辿りつく事自体が、

自分の勤めている会社にとっては珍しい事だと思います。

レガシーなシステムを構築していた自分が、ひょんなきっかけから商品企画部のPMOとして、顧客の会社で企画フェーズに携わり学んだ事が、この活動に行き着いた全てだと思っています。

その学びはプロダクトを作るには当たり前の事ですが、

「熱意」と「戦略」が必要だということです。

次章から、その学びや経緯について振り返りながら記していきたいと思います。













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