レンタルスペース予約サイト3社比較【2024年版】
長年好評いただいているレンタルスペース予約サイトの比較記事。お待たせしました、2024年最新版をお届けします！
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対象とした3つの予約サイト
対象としたレンタルスペース予約サイトは、
の3社です。
結論からいうと今回の調査では、スペースを掲載するプラットフォームとしては、インスタベースがおすすめという結果になりました。
＊前回(2022年12月)の調査の記事はこちら。
以下、詳しく解説していきます。
オーナー目線で比較
下記がスペースを貸し出すオーナー目線で各社のスペックをまとめた比較表です。
まず、3社は全て完全成果報酬型を採用しており、掲載にかかる初期費用や月額費用といった固定費は一切かからないという点で一致しています。
予約が入った時の成約手数料は、スペースマーケットとスペイシーは共に30%。インスタベースのみ35%と少し割高になっています。
入金方法は月毎の総金額が翌月に振り込まれるスタイルです。前回の調査時、スペイシーは翌々月末払いと、売り上げ確定から振り込みまで時間の開きがありました。しかし2023年6月以降、振り込みまでの期間を大幅に短縮しています。
次に、掲載スペースについてです。2024年7月現在、掲載数のトップはインスタベースで36,711件となっています。これは2022年調査時から1.5倍の増加です。2位はスペースマーケットで35,811件。こちらも2022年調査時と比較すると1.6倍と大きな伸びをみせています。
スペイシーの掲載数は約6,000件で2022年と比較し大きな増減が見られません。登録ユーザー数という点でもスペイシーの数字は前回の調査と変わりませんでした。
よって、インスタベースとスペースマーケットの2社が今、最も勢いがあるといえそうです。
最後に各社のサポート体制についてです。今回の調査では、インスタベースが最大1億円、スペースマーケットが最大1,000万円と手厚い補償を提供していることがわかりました。
これは、スペース利用者の過失により施設の備品や内装が壊されたり汚されたりした場合、あるいは施設内の備品のせいでスペース利用者がケガをしてしまった場合などに、それにかかる金銭的負担をカバーしてくれるものです。
インスタベースかスペースマーケットに掲載すれば、万が一があっても、自分が掲載スペース用の保険に入っていなくとも、ひとまず安心と思われます。
利用者の認知度は？
では、レンタルスペースを探している利用者側の認知度はどうでしょうか。
3社のグーグル検索の傾向を見てみると、5年前には最下位だったインスタベース(グラフ赤)がじわじわと伸び2022年以降1位となり、2024年現在、最も多く検索されていることがわかります。
以上を踏まえ、
-掲載スペース数 1位
-補償のカバー金額 1位
-検索ワード 1位
という理由から、レンタルスペースを掲載するならインスタベースがおすすめです！
インスタベースのメリット・デメリット
インスタベースの便利機能・強みを、ここでは2つだけあげてみます(他にも優れたサービスがたくさんあります。詳しくは公式サイトを参照)。
平均収益予想
インスタベースのサイト上では無料で、平均収入予想の計算ができます。エリアと広さを選択するだけでおおよその金額が表示されるので、指標の一つとしてぜひ活用してみてください。
集客力
スペースのバリエーションが豊富で集客に強いことも、このプラットフォームに掲載するメリットといえます。一般的な貸し会議室からキッチン、音楽スタジオ、ジム、サウナまで。インスタベースでは実にさまざまなカテゴリーを設けており、多くの利用者を取り込んでいます。利用者がエリアとスペースのタイプで施設を絞り込みやすいよう、サイトの検索窓も工夫されています。
一方でデメリットとしては、やはり成約手数料が他社より5%高いことが挙げられます。収入や予約の入りやすさ、使いやすさのバランスをかんがみて、別のサイトに移行することはもちろんアリです。いろいろ試して自分に合うプラットフォームを見つけてください。
関連して、レンタルスペースから民泊への移行を考えている方は、利用許可が必要になるため注意が必要です。民泊の場合は、行政から営業許可を得て始めて運営が可能となります(レンタルスペースでも用途によって届出が必要な場合あり)。
最後に
今回対象としたレンタルスペース予約サイト3社では、インスタベースがおすすめ、という結果になりました。
3社のうち、スペースマーケットとインスタベースはBeds24と連動可能です。
設定をご希望の方は、メールサポートよりご連絡ください。
文＝町田紗季子
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