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DELL XPS13のバッテリーが膨張してきた

XPS13(9350)のバッテリーが膨張してきた。

ローンが終わったばかりなのに、うそーん。

尊師スタイルはやっぱり排熱によくない

なんでこうなったか思い当たる節はある。

しばらく、HHKB BTをノートPCのキーボードの上にのせて使う、いわゆる「尊師スタイル」でPCを使っていた。期間としては、数週間以上、3ヶ月未満。

「排熱大丈夫かな~」と思いながら使っていたけど、大丈夫じゃなかったわけだ。

エクセルやワードを使った同じような軽作業をしていても、ファンが回ったり回らなかったりする挙動不審なマシンだったが、キーボード面を塞ぐ使い方はどう考えてもこっちが悪い。

XPS13のキーボードはよくある薄型キーボードの打ち心地で、良くもなければ悪くもない。
薄型キーボードなのに半端にキーの荷重が重いのがたまに気になる程度。

これ以上軽くすると質感が安っぽくなるという判断なのかもしれないけど、もうちょっと荷重が軽いほうが好みだ。

ただ、長文もそれなりに違和感なく打てるし、使っていて極端に指が疲れるということもない。
キーボードにこだわりがある人でなければ、慣れで解決できるレベル。

HHKBはさすがの打ち心地だけど、尊師スタイルはもう勘弁だ。

バッテリー交換費用高すぎ問題

素直にバッテリー交換しようと価格を調べてみると、DELLに修理依頼すると費用がなんと5~6万ほどかかるとのこと。購入費用のほぼ半額やんけ!

デジタル機器は下手に修理するより、書い直したほうが安くつく場合が多いとはいえ、ぼったくり過ぎでは?
バッテリー交換の何にそんなにコストがかかるのか?人件費?

コスト的にDELLに修理依頼するのはあきらめる。

近所のショップに電話で相談してみると、またまた驚くことにXPS13(9350)の互換バッテリーはすでに流通在庫がないとのこと! 

怪しげなメーカーのバッテリーはあるにはあるらしいけど、オススメできないとの丁寧な対応をいただく。

マジか。販売開始から2年も経っていないのに。
PC部品の廃番サイクルってそんなに早いものなのか?

ちなみにバッテリーをとるだけでも工賃で5,000~10,000円はかかるとのこと。これは、そんなもんだろうな。

いまのところバッテリーがさらに膨張してくる気配もないので、様子を見ながら使っている。

このまま使えるなら、それはそれでまあいいかな。裏蓋を自分で開けるのも業者に修理に出すのも面倒くさい。

何にせよ早いうちに新しいPCに買って、XPS13をバックアップ機にしたほうがよさそうだ。出費がかさむなあ。

バッテリー膨張のリスク

調べてみるとXPS13、とくに高負荷な作業をしていなくてもバッテリー膨張してしまったという報告がある(価格コム調べ)。

もしかしたらバッテリー膨張の原因は尊師スタイルではなく、単純に経年劣化かもしれない。

今ままで経験したことなかったけど、バッテリー膨張はリチウムオム電池搭載の小型・薄型デジタル機器ならどんなものでも起こりうることを思い知らされた。

そして今回の私の場合、多分、私の使い方が悪かったです。ごめんよ、XPS。

性能を下げずに小さく、薄くすれば、当然、熱の逃げ場所がなくなるわけで、熱設計をいかに巧みにするかというのが一番の課題になる。

そこをなんとかするのが開発者の腕かもしれないが、事故というのは必ず起きる。

きかんしゃトーマスでも「じこはおこるさ」と歌っている(歌っているのはゴードンだけど)。

Galaxy Note 7の爆発事件も記憶にあたらしい。
品質管理が厳しそうなiPhoneだってバッテリー膨張したり、爆発もしている。

充電池にしても、熱対策にしても、何かブレイクスルーとなる技術は少なくとも、あと5年は出てこなさそうだ。

薄型のノートPCを安全に使うには、ユーザー側でノートPCのスペックに対して余裕のある作業をする、高負荷の作業をするときは冷却台を使うなど、使い方を工夫しないといけないんだろうな。めんどくせぇ。

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