郷土玩具が好きだ!

とうとう郷土玩具で本棚が埋まってしまいました。ちなみに今の推しは「よねずだるま」です。

郷土玩具が好きだ!

とうとう郷土玩具で本棚が埋まってしまいました。ちなみに今の推しは「よねずだるま」です。

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  • 私の本棚が「郷土玩具」で埋まってしまった

    趣味で、郷土玩具を集めています。先日、とうとう本棚が郷土玩具で埋まってしまいました。。。郷土玩具好き、雑貨好き、旅好きの方などなどに楽しんで頂けると嬉しいです!

  • デパ地下通が教えてくれた「おいしいもの」

    デパ地下通の友人は「超」がつく美味しいもの好き。彼女に「美味しいから」と勧められたものに裏切られたことは一度もないのです。

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私の本棚が「郷土玩具」で埋まってしまった

趣味で、郷土玩具を集めています。きっかけは、夫が『BRUTAS』の連載「みやげもんコレクション」を読んで、郷土玩具に興味を持ったことでした。出張から戻るたび、ひとつまたひとつと、夫のかばんから、郷土玩具が出てくる日々。本棚がみるみるうちに埋まっていきました。 はじめこそ「ムダ遣いをして」と文句の一つも言いたい気分でしたが、本をしまうついでに、ふとダルマと目が合ったとき、 「このダルマのヒゲ、剃り残し?」とか 「この招き猫、タコに首絞められているけど大丈夫?」とか 細部

    • 0時35分、デパ地下通が「世界一おいしい!」と叫んだお稲荷さん

      午前0時35分。枕元においたスマホに、デパ地下通の友人からメッセージが届きました。 「夜分にすみません。めちゃ朗報!!!」 彼女が以前「世界一おいしい」と絶賛していたお稲荷さん屋が、とある百貨店の催事に出店するとのこと。 こんな夜中に? お稲荷さん情報?? ・・・ふはは!いいじゃん。買いに行きましょう、夜が明けたら。 彼女は「超」がつくおいしいもの好きで、デパ地下通。マスコミに取り上げられることも多い料理人のパートナーでもあります。 そして、彼女に「おいしいから」と

      • 「味な郷土玩具フェア」に行こうよ

        郷土玩具の人気セレクトショップがあります。 福岡の郷土玩具店、山響屋(やまびこや)です。 九州を中心とした郷土玩具が並ぶ店内には、ひとクセもふたクセもある郷土玩具がずらり。 だるま絵師でもある店主の瀬川信太郎さんは、郷土玩具マニアであり、TBS「マツコの知らない世界」に「1500点の民芸品を愛する男」として出演されたこともあります。 そんな瀬川さんセレクトの郷土玩具を紹介するビジュアルブック『郷土玩具ざんまい』(淡交社)が2020年末に出版されました。 出版記念として、

        • 1,000円で楽しむ「農民美術」の世界

          趣味で、郷土玩具を集めています。 先日、とうとう私の本棚が郷土玩具で埋まってしまいました。 こちらは、我が家にある郷土玩具の一つ、長野県上田市の「信州上田獅子」(しんしゅううえだじし)です。夫が上田駅前の民芸品店で買ってきたのですが、愛嬌のある顔が可愛く、私のお気に入りでもあります。 一見、同じ人形ですが、よく見ると着ているものが違います。 なんで??理由が気になってネットで調べたのですが、欲しい情報が出てきません。 「だったら、作り手に聞いちゃおう。一番早いし、正確だ」

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          「今しか買えないチョコ」が食べたい!

          社会人になってからずっと、義理チョコを買い続けています。 そんな時代でもないかと思いつつも止め時がわからず、ズルズルとここまで来た感じです。でも今年は新型コロナの影響で、2月半ばに仕事関係の男性と顔をあわせる予定がありません。 これは、義理チョコを止めるチャンスでは? 見た目も味も無難なものを選ぶしかない義理チョコ選び。そんな買い物、いっこも楽しくありませんでした。 「これからは万人受けは考えない。私は私のために、この時期しか買えないチョコを買うのだ」 そう決めたら、

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          沖縄の人が作った「福島おもしろカルタ」が素晴らし過ぎる話

          片づけをしていたら、数年前に購入した「福島おもしろカルタ」が出てきたので、久しぶりに読み上げてみました。 これを作ったのは、琉球張子作家の豊永盛人さん。沖縄県那覇市に、玩具ロードワークスというお店を開いておられ、イラストレーターとしてもご活躍されています。 こちらが、そのかわいすぎる張子たち。私もたくさん持っています。 沖縄生まれ、沖縄育ち。福島とは縁もゆかりもない豊永さんが、福島県郡山市のギャラリーに頼まれて作ったのが「福島おもしろカルタ」です。 福島の名物、名所、

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          きょうの郷土玩具⑬「福助」

          埼玉県越谷市の大里張り子、手振りの「福助」です。 落語家ではありません。 明治のはじめから続く大里張り子。昭和の時代は、風呂の湯で柔らかくした張り子紙を、人形の木型にはりつけて作ったそうです。作業は夕方から夜にかけて。農家の副業でした。 この福助は手が糸でつられ、ぺこぺこと動きます。 一時は生産が途絶えましたが、十数年前に復活。ある郷土玩具研究家からの依頼がきっかけでした。現在は4代目が、初代の木型を使い、作っていらっしゃいます。 福助です、福助なんですけど・・・美空ひ

          きょうの郷土玩具⑬「福助」

          わたしの「郷土玩具」のえらびかた

          趣味で、郷土玩具をあつめています。きっかけは、夫が『BRUTAS』の連載「みやげもんコレクション」を読んで、郷土玩具に興味を持ったことでした。出張から戻るたび、ひとつまたひとつと、夫のかばんから、郷土玩具が出てくる日々。本棚や窓際がみるみるうちに、埋まっていきました。 はじめこそ「ムダ遣いをして」と文句の一つも言いたい気分でしたが、窓際に目をやり、ふとだるまと目が合ったとき、本をしまうついでに招き猫のほこりをぬぐったとき、 「このだるまのヒゲ、剃り残し?」とか 「この招き猫

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          きょうの郷土玩具⑫「かえり猿」

          佐賀県鹿島市ののごみ人形「かえり猿」です。 第二次世界大戦終戦の1945年からつくられている「のごみ人形」。干支の人形を数多く手がけ、年賀切手にえらばれたこともあります。 山の神様とされる猿が、仏様の化身といわれる牛の背中に乗っています。牛も猿も縁起モノの定番モチーフ。ラッキーアイテムダブルです。 それにしても、いい「しり」です。 フロあがりに全裸で寝そべる息子にそっくり。 佐賀県鹿島市 のごみ人形 「かえり猿」 大きさ11.5㎝

          きょうの郷土玩具⑫「かえり猿」

          きょうの郷土玩具⑪「張り子のキツネさん」

          土人形や張子、木のおもちゃなど、各地の郷土玩具を集めています。縁あって我が家にやって来た、愛嬌あふれる彼らを紹介します。 大阪府和泉市の信太森葛葉稲荷(しのだのもりくずのはいなり)神社「張り子のキツネさん」です。胸には御朱印マーク、商売繁盛や開運招福の願いが込められています。 信太森葛葉稲荷神社は708年創建、陰陽師として有名な安倍晴明ゆかりの社です。父親の安倍保名(あべのやすな)と、母親の葛の葉姫(くずのはひめ。じつはキツネ!)のラブストーリーが言い伝えられています。

          きょうの郷土玩具⑪「張り子のキツネさん」

          きょうの郷土玩具⑩「下川原の人形笛」

          土人形や張子、木のおもちゃなど、各地の郷土玩具を集めています。縁あって我が家にやって来た、素朴で愛嬌あふれる彼らを紹介します。 青森県弘前市の「下川原の人形笛」です。 下川原は「したかわら」、窯のある地区の名前です。 江戸時代、幼児のかんしゃくは、おなかの「かんの虫」のせいと言われていました。土をなめると治るというおまじないがあり、土笛を与えるようになったそう。笛で気をそらせる、ということもあるかもしれません。 おしりの笛口をくわえると、少し粉っぽくてしっとり。 まるで

          きょうの郷土玩具⑩「下川原の人形笛」

          きょうの郷土玩具⑨「よねずだるま」

          土人形や張子、木のおもちゃなど、各地の郷土玩具を集めています。縁あって我が家にやって来た、愛嬌あふれる彼らを紹介します。 香川県高松市の高松張り子「よねずだるま」です。 ちびのほうは、土でつくったつまみ人形です。 もともと人形作りが盛んだった高松市の鍛治屋町。 江戸時代、粘土や木の型に和紙を張り重ねる製法が伝わり、高松張り子は生まれました。 「よねず」は「夜、寝ず」。 寝転ばないことから、高松では起き上がりだるまを「よねず」と呼んだそう。寝ずの番で守ってくれるだるまさん

          きょうの郷土玩具⑨「よねずだるま」

          きょうの郷土玩具⑧「木彫り福子」

          土人形や張子、木のおもちゃなど、各地の郷土玩具を集めています。縁あって我が家にやって来た、愛嬌あふれる彼らを紹介します。 シンプルこそ正義です。 岡山県英田郡の「木彫り福子」です。 MUJIの福袋「福缶2020」で手に入れました。 県産ヒノキでつくった干支の福車は木目が美しく、余分なものが何もない姿かたち。つい握りたくなるしっぽも絶妙です。 福車に「物事がうまく回りますように」という願いを込めて。 素材が主役の郷土玩具です。 岡山県英田郡 「木彫り福子」kibori

          きょうの郷土玩具⑧「木彫り福子」

          きょうの郷土玩具⑦「宇宙人」

          土人形や張子、木のおもちゃなど、各地の郷土玩具を集めています。縁あって我が家にやって来た、愛嬌あふれる彼らを紹介します。 宮崎県宮崎市のコヨリ人形「宇宙人」です。 約400年前、島津藩主が陶工を迎え入れたことから始まった宮崎市の佐土原(さどわら)人形。優しい色あいが特徴の土人形で、近年、その作り手は減りつつあります。 その工法を学んだ若手作家が、着替えがうまくできない子供にインスピレーションを得て作ったのが「宇宙人」です。モデルはご自身のお子さんだとか。しっかりと、パン

          きょうの郷土玩具⑦「宇宙人」

          きょうの郷土玩具⑥「上田獅子」

          土人形や張子、木のおもちゃなど、各地の郷土玩具を集めています。縁あって我が家にやって来た、愛嬌あふれる彼らを紹介します。 そっくりだけど、何か違う。 長野県上田市の木彫人形「上田獅子」(うえだじし)です。 上田獅子とは、房山(ぼうやま)と常田(ときだ)、ふたつの村の獅子舞をあわせたもの。上田城築城時にも舞われた、由緒ある獅子舞です。 うねうね縦じまに青もんぺ。色紙のうちわを持ち、人差し指を立てる「常田」。うず模様に水色もんぺ。房つきうちわを持ち、指を広げる「房山」。 上

          きょうの郷土玩具⑥「上田獅子」

          きょうの郷土玩具⑤「吉備津の古型高麗犬」

          土人形や張り子、木のおもちゃの郷土玩具を集めています。縁あって我が家にやって来た、愛嬌あふれる彼らを紹介します。 「かわいい」のものさしは不変です。 岡山県岡山市の「吉備津の古型高麗犬」です。 しろくて、ちっちゃくて、まんまる。 「かわいい」のすべてがつまっています。 桃太郎のモデルを祭る吉備津神社の参道で、明治初めまで売られていたものを、郷土玩具研究家の東隆志さんが復元されました。 睦ぶ3匹は魔よけの高麗犬。太鼓や俵を背負う、手びねりの土人形です。 岡山県岡山市 「

          きょうの郷土玩具⑤「吉備津の古型高麗犬」