わたしの「郷土玩具」のえらびかた
趣味で、郷土玩具をあつめています。きっかけは、夫が『BRUTAS』の連載「みやげもんコレクション」を読んで、郷土玩具に興味を持ったことでした。出張から戻るたび、ひとつまたひとつと、夫のかばんから、郷土玩具が出てくる日々。本棚や窓際がみるみるうちに、埋まっていきました。
はじめこそ「ムダ遣いをして」と文句の一つも言いたい気分でしたが、窓際に目をやり、ふとだるまと目が合ったとき、本をしまうついでに招き猫のほこりをぬぐったとき、
「このだるまのヒゲ、剃り残し?」とか
「この招き猫