見出し画像

カメラ初心者がレンズ沼に沈みながら春の島と世界遺産を撮る回

すると、レンズがどこからともなく生えてきました!
不思議なことがあるものですね(棒読み)

4月1日に単焦点レンズを手に入れたのなら、春を撮るしかありません。
幸いなことに、手頃なところに桜が綺麗な世界遺産と、春になると花が咲き乱れる島がありますので、そこへと向かいましょう。
関東の人はご存知ないかもしれませんが、関西の2府4県はみんなひとつは世界遺産を持っています。
関東の人は江ノ島しかご存知ないかもしれませんが、関西の海には淡路島っていう江ノ島の1440倍大きな島が存在します。
そこに行きました。

1 買ったレンズの説明

購入したのはLEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II ASPH.という単焦点レンズです。
ライカですよ、ライカ!
(実際にはパナソニック製のODM)
35mm換算で焦点距離50mmの明るい単焦点レンズで、しかもライカという名前までついているとか、これは期待せずにいられませんよ。

ライカって書いてあったらライカです


2  世界遺産と桜を撮る

姫路という街は、お城を中心に街づくりが行われています。
文字通りだと分かるのが、この写真です。

姫路駅から望む姫路城
これは望遠レンズで撮りました

というわけで、やってきました姫路城。
白鷺城の別名のとおり、白い漆喰の壁が青空に映えます。

人が多いぞ姫路城

単焦点レンズを買った人がやることと言えば?
そうです、とりあえずF値を小さくして背景をボカすこと。

まずはF1.6
続いてF1.8
最後にF2.8

写真のF値は順に、F1.6・F1.8・F2.8です。
所詮マイクロフォーサーズです、そんなにボケません。背景に「桜があるねんな」という程度のボケ量です。
これを良しとするか物足りないとするかは人それぞれの価値観ですが、僕的には一眼っぽい写真が撮れたので満足です。
人はあまり撮らないしな…(陰キャ)

一方で、もう少し絞って撮ってみたらこんな感じ。
レタッチしてるのもあるけど、雰囲気いいですね(自画自賛)

1000円払って姫路城の中に入れば撮れます
「姫路城」ってキャプションが似合いそう
青空、桜、世界遺産
これは望遠レンズで撮った
人が多い姫路城。もちろん望遠レンズ


3 淡路島と春の花を撮る

さて、賢明なる読者諸兄におかれては「思いっきりレタッチしたなら写真が映えるのは当然でしょ。それはレンズの性能ではないんだから、ほらベッチくんもフルサイズのカメラ買いなよ」などと思われたかもしれない。
実のところ、私もそう思った。
というよりも「このレンズの真の性能はこんなものなの!?」というのが正直な気持ちでした。ライカだろもっと頑張れよ。

そこで、私はカメラを首から下げて、花と美食(と上沼恵美子の植民地)の島・淡路島へと向かいました。
それではレタッチなし、JPEG撮って出しの淡路島をご笑覧ください。

もうちょっと明るくてもいい
個人的お気に入りショット
ミモザ(アカシア)
春といえばチューリップ
この立体感!
F1.4の実力です
ほどよい被写界深度

すごくいいじゃん!
なるほど、ライカは花を撮れば良かったんですね。
どの写真も、生き生きとした生命力を感じます。
ピントが合っている花弁は緻密に、花びらはほどよくボケながら立体感を映し出しています。素晴らしい以外の言葉が見つかりません。
こういうカメラらしい、雰囲気のある写真が撮りたくてカメラを買ったんですよね……(ご満悦)
もちろんレタッチをすると、もっと映えます。

桜爛漫の春です
橋を見かけたら撮りたくなる病です
おでかけ再開

満足しました。
ところで、ノクチクロンっていうレンズがあってですね……(親指を立てながらレンズ沼に沈んでいく)

この記事が参加している募集

#カメラのたのしみ方

55,133件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?