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『see you againの法則』から読み解くワイスピ

言うほど考察はしません
ちなみに今回5000字あります。論文か?

ヒマならニトロをブッ放すほどある!という方は是非ご一読を🙏
もし当たってたら自慢できるよ!
外れたら?知らん!


『see you againの法則』

ご存知、映画ポン引きこと"DIE"sukeさんがTwitterでブチ挙げた法則である。

ステイサム学会員としては前々からなんとなく頭の片隅にあったシンクロニシティではあるが、ここまでバッキリ明言されるとこちらも頷く他ない

せっかくなのでBPHBアンバサダー(仮)、学会員のショートレンジアッパーカット担当として細かく見ていきたい

ここまでわけのわからない単語ばかりだろうが、今回はこんな調子で続くぞ!フォローミー!


改めてこの法則を説明すると「ステイサムと別件で仕事した俳優がワイスピに合流してくる」というもの
順に見ていきましょうか


監督『トランスポーター』ルイ・レテリエ

今でこそ大ヒットしているワイスピ10だが、実は紆余曲折あった。

元々監督が3-6がジャスティン・リン、7でジェームズ・ワン、8でF・ゲイリー・グレイとシリーズの行く末を示すかのように変わりがちであった。
特に不評な8を受けたスタジオはシリーズ立役者ともいえるジャスティンに9を依頼!そして彼はこれを快諾!
見事にファミリーにスポットを当てた傑作に仕立てた。
当然このまま10も監督する…はずだった。

しかし「方向性の違い」からまさかのジャスティン電撃離脱!!
監督不在のまま突貫的に撮られることになった10。
一日数億ドルが垂れ流しになるという危機を救ったのは件のルイ・レテリエ!

そう!
『グランド・イリュージョン』でケイパーものの経験があり
『インクレディブル・ハルク』でアメコミ&ビッグバジェットの経験があり
なにより『トランスポーター』で車とステイサムに世界一明るくなった監督である。

こう考えるとなるべくしてなった感じはあるが、それでもめでたい!

思い返せば本編でもステイサムは短いシークエンスながら多大なるインパクトをもたらしてくれた。感謝!



ルーク・エヴァンス『ブリッツ』

犯罪者には即、暴力!ガキでも!がモットーな英国下町刑事ステイサムがタダ酒!喫煙!令状ガン無視!とやりたい放題する傑作。
学会では深夜1時から観たいステイサム映画筆頭と言われてますね

後にまさかの弟となるルークはちょい役
ファイトシーンこそないが色気は振り撒くぞ!



サン・カン『ローグアサシン』

ローグ!お前は誰だ!?えっ!ジェット・リー!!?

101ワンちゃんこと『ザ・ワン』にてワンチェイと共演したステイサムがまさかのリベンジ!
トンチキ日本を舞台にステイサムが暴れるぞ!

vsヤクザ!まさかの日本語を喋るステイサム!ハンマーvsシャベル!えっ!なんで!?が押し寄せる娯楽一辺倒な面白映画ですよ!

サン・カンはちょい役でしたね
でもこの撮影後に「次はワイスピ3に出るんだ」と言ったサンに「それは良いな」と返したステイサム
周り巡って因縁が結ばれた!熱いなぁ!!



タイリース・ギブソン『デスレース』

ご存知マリカーの完全実写化、デスレース!
スタローンが観客席にマシンガンをブッ放す悪役を熱演した『デス・レース2000年』のガラッと変わったリメイクですね

治安が終わりすぎた近未来(2012)のアメリカ
ムショが足りないので民営化!資金源はデスゲーム!最高だな!!そんなことしてっから治安終わるんだよ

ステイサムは無実ながら投獄された凄腕の元ドライバー…なのだが、やたら戦闘力も高い謎の男

タイリースは後にライバルとなる囚人マシンガン・ジョー!前述のスタローン枠ですね
とにかく助手席に乗ったやつを殺すという物騒極まりない輩ながら、なぜかステイサムと息ぴったり!
頭が悪すぎるド改造デコトラ「ドレッドノート」やクルマでのアドリブツープラトン、雨後の筍ばりにつくられる後付け満載の続編…後のワイスピを彷彿とさせる展開が目白押し!

ちなみに続編は前日譚だったりするのでステイサムもタイリースも出てません
主演はルーク・ゴス!ジェネリックイサム?

いつかワイスピに逆輸入された形で無茶苦茶な続編がつくられないかなあとか願ってるくらいには好きなシリーズです
でもとりあえず1だけ観ておけばいいぞ!



シャーリーズ・セロン『ミニミニ大作戦』

マーク・ウォールバーグ!シャーリーズ・セロン!そしてステイサム!敵はエドワード・ノートン!豪華!

ミニクーパー主題の極上カーアクションですね
ワイスピとはまた違う地に足着いたドライブ感が最高です
ルパンの実写化にだいぶ近い逸品ですよ!

ここでステイサムは「獄中にすらラブレターが届く色男、ハンサムロブ」を熱演!
殺意こそないものの軽薄ステイサムは必見!
今とはひと味違ったジョークの冴え渡るナイスガイですよ

セロンはヒロイン兼主演枠ですね
まだまだミステリアスというより正統派に近い立ち位置だったかな?でもお美しい…必見

そして監督はまさかのF・ゲイリー・グレイ!
かの「ICE BREAK」の監督だ!お前なぁ…

ちなみに「スーパーコンボ」作中でステイサムがアジトでミニクーパーを差しながらホブスに言った「大仕事で使った」は本作のことです
すごいファンサ!嬉しかったよ!泣いた



スコット・イーストウッド『キャッシュトラック』

えっ!ステイサムがカタギに転職!?

初出勤で強盗をキルゼムオールするどうみてもタダ者ではないステイサム、彼にはある秘密があった…

「いつものステイサム×ホラー」という掛け算が絶品な傑作!
ステイサム映画でも一二を争うほどに好きなやつですね(殿堂入りが多すぎるのでNo.1かはわからん)

スコットは敵対するギャング?の親玉かなんか
圧倒的に負け確の戦いを必死にサバイブする様は必見だぞ!物語が進むごとに追い詰められる!最終回の絶望満載の顔は演技満点💯
(劇場では笑いが起きてました)



ガル・ガドット『海外のCM』(監督はルイ・レテリエ!)

ギャング?が立ち寄ったレストランには腕利きのステイサムとガルが居ましたとさ…🙏

CMなので非常に短い時間ながらもしっかりとアクションをお届けしてくれる良品。
1分ちょいなので見て!満足感あるよ!

ワイスピではすれ違ってしまっている2人だが、いつか共演が観たいものである
たとえ周りが焼け野原になるとしても!!



トニー・ジャー『功守道』

こちらはYouTube短編ですね

ただしただのお遊びと侮ることなかれ、主人公が次々と達人たちを倒していく至高のベルトスクロールアクションだ!

こちらでトニーは先鋒的な意気の良い若手を熱演
ムエタイは魅せるものの見事に敗北してました

ステイサムはまさかのエンドロール後!
サノスばりに登場し、「次は俺が稽古つけてやるよ」と言い残すという悪夢の客演!

ちなみにドニーさんもほぼイップマン役で出てるので要チェックですよ!
ピラニア足湯に浸かってます…なんで?



…以上、いかがであったであろうか?

偶然と片付けてしまうには惜しいほどに法則が成り立っている

せっかくなのでこの法則から逆算して今後登場しそうな俳優を考えてみよう(あれ、前もやった?これ)


①.トム・クルーズ

「永遠のナイスガイ」

えっ!トムとステイサム!?

そう思われる方も多いだろう
しかし実は過去に共演しているのだ

それは隠れた傑作、社畜vsフリーランスを描く『コラテラル』より
ジェイミー・フォックス演じるタクシードライバーが乗せた相手は殺し屋のトム・クルーズだった…という合コン受け抜群な映画ですね

そのオープニングでトム演じる殺し屋に荷物を受け渡す「謎の運び屋」としてステイサムの姿が!
時間にして数秒!!そう、カメオだ!!

おそらく『トランスポーター』絡みの客演ネタであろうが、貴重な1シーンである

思えば歳を重ねるにつれて無茶を超えた無茶をするようになってきたトム
その精神はどこかワイスピイズムを感じる

トップガン一周年、今年の夏には名作『ミッション・インポッシブル』が公開されノリにノッている彼

奇しくもワイスピとは「主役が最前線で身体を張り続ける」「無茶でシリーズを大河化する」「ファミリー一番」という共通点がある
しかもこの度、どちらも最終章!二部作で!

違いはトムかドムかだけ!!

ちなみに何の縁かヴィンとトムは仕事上のエージェントが一緒とのこと
過労死しない?その人

ぜひバキバキの笑顔でファミリーをドン引きさせてほしいものですね



②.クリス・エヴァンス

「世界のキャプテン」

えっ!クリスとステイサム!?

そう、実は彼らも共演しているのだ
それも客演ではなくガッツリと!
知る人ぞ知る名作『セルラー』にて!

キャプテン前夜のクリス、ブレイク初夜のステイサムが正面激突!超豪華!
しかもここではステイサムがめずらしく悪役!

監禁された科学教師が命からがら電話した相手は見知らぬクリス!犯人はステイサム!
パッケージからは予測もできないめちゃくちゃ面白いサスペンススリラーですよ!オススメ!

実は『see you againの法則』には"再演時には善と悪が逆転しがち"という非常に曖昧なルールも含まれている

ご存知、世界のキャップとなったクリスだが、そんな彼も近年の傑作アクション『グレイマン』ではサディスト裏番長を熱演!

その勢いで裏ファミリー(殺し屋)をアッセンブルして立ちはだかってほしい



③.ブラッド・ピット

「Mr.ハリウッド」

あっ!ブラピとステイサム!確かに!

そう、ステイサム初期の傑作『スナッチ』である
この頃は今の無敵災害路線ではなく割と等身大の兄ちゃんを演じていたステイサム
そしてこの頃からピカピカに輝いていたブラピ

全く違う俳優人生を歩んでいるスター2人だが、ここらでsee you againして脂の乗り切ったガチタイマンでも拝みたいものだ
たぶん俺の感情はぐちゃぐちゃになる

『デッドプール2』にもコーヒー一杯のギャラで参加したブラピ、顔見せだけでも来てほしい

同窓会のノリで!お願いだから!



④.シルベスター・スタローン

「男の教科書」

えっ!?スタローンとステイサム!?

…世界の常識だろうが!!エクスペンダブルズを観ろ!!100回!!!

…すいません取り乱しました
まぁ共演ももちろん、ステイサムに脚本を送った『バトルフロント』の件もあるのでね

ぜひファミリーへのカウンターとしてアナログな弓とナイフと筋肉で!お得意のハッキングも効かないぞ!!どうだ!!

こちらでも書きましたね
ついでに読んでくれ!頼んだ!


…とまぁここまで全くまとまらない文章となったわけだが、おわかりいただけただろうか?
俺のヒマさ具合が!

しかしこうして見ると錚々たるメンツと共演してきた凄まじい経歴の持ち主であることがわかる

そんなステイサムのスゴい逸話で今回は締め括ろうと思う


論文おわり

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