スペインから日本へ と思ったら帰れないーーー
”はじめてのヨーロッパ周遊さんぽ” DAY16
スペイン バルセロナ
このヨーロッパ周遊の最終日の朝です。
観光の予定はなし。
最後の最後に飛行機を逃したら悲しいので、
今日の予定は空港に移動してのんびりするのみ！
ほとんど、機械のハイテクドミトリーのホテルともお別れ。
am 9:40
朝日が心地よい。
マドリードでのバス移動はお手のもの。
無料の001番バスに乗って、駅まで。
途中でかわいいドーナツ車を発見。
切符も購入。
（何度かやって買えなかったから、隣の人に聞いてやってもらった）
アトーチャ駅から空港までは電車で一本なので、
電車が事故とかで止まらなければ、もう安心。
30分くらい揺られて、到着。
ふふふ、オランダから16日間なにも怖いこともなく
無事に終えれそうなことにしみじみ。
時刻は 12:00。
飛行機は 15:20 のだからかなり余裕。
チェックインはもう出来そうなので、少し空港を探検して
カウンターへと向かう。
行きは、7kg とかだったのに
だいぶ重くなったな〜。
と思っていたら、
カウンターのお姉さんが
「〜〜〜〜〜？」
え、なんだなんだ
聞き取れない。
「〜〜〜covid?」
ん、コビット？
「分からない、もう一回言って」
（お姉さん紙に書きながら）
「コロナの陰性か3回接種の証明ない？」
！！！！！！！
！！！！！！！
ない！！！！！
ないよ！！！！
！！！！！！！
自分：「2回なら日本でしてるけど、」
お姉さん：「オンラインの証明書でも平気だけど、3回してないの？」
自分：「2回だけだし、オンラインもないよーーーー泣」
お姉さん：（困って責任者みたいなお兄さんに聞く）
「今から私が病院に電話するから、タクシーで言って」
「検査結果は1時間掛かるけど、今なら間に合うと思うから」
自分：「タクシーで！今から！ここへ！」
ひゃー。大変大変大変。
乗り継ぎのドバイが解除されていることを確認して
日本のこと調べてなかったーーーーー。
にこやかにチェックインを済ませる日本人学生4人組が羨ましい。
とにかく、タクシー乗り場へ走れ。
pm 12:15。
アドレナリン全開で、タクシー乗り場を迷いなく見つけ出し
13kgのバックパックを背負って走る。
「この住所の病院へ言って！」
「15時の飛行機だからすぐに戻ってこないといけないの！！」
タクシーのお兄さん、よく分かってなさそうだったけど
とりあえず急いで、向かってくれた。
急げ急げとどこへ行くのかも知らずに心で祈って、
まさかの10分で到着。
料金€20・・・。
メーター止めたから、病院の帰りも待っていてくれると思ったけど
普通に帰って行った。
つらい。
けど、そんなことは気にしている余裕はない。
飛行機逃したら、もっとお金かかる。
病院はすごい小さい街のクリニックで、
綺麗とかでもなくて、ここ病院！？大丈夫？ってなりながら受付。
お医者っぽいお兄いさん「そこ座って」
受付の前のベンチに座らされる。
鼻に痛いの入れて、はい終了。
書類に必要事項記入して、
€200・・・・・
ああーーーーー
今までの節約努力がーーーーーーー。
でもそれどころではないし、
すぐに対応してくれて感謝でしかないので
「なるべく早くなるべく早くにお願いね」
と念押しして、空港に戻る。
pm 12:30。
街中すぎて、タクシー見当たらないし
検査結果出るのに1時間掛かる・・・。
もう焦るのやめよう・・・つかれる
冷静に冷静にと言い聞かせて、
バス停を探し出し、
大きなキャリーを持っている人に確認してバスに乗車。
€1.5。
ですよねーーーー
この距離ですもんねーーーー
くーーーーーー。
空港に戻って、
pm 13:00。
飛行機は15:20。
乗る時間を考えてもチャックインカウンターが閉まるのも時間の問題。
急いで先ほどのお兄さんに聞く。
お兄さん：「ああ、おかえり」
「検査できた？」
自分：「できたできた、結果1時間後だって」
「大丈夫かな」
お兄さん：「結果はメールの画面で大丈夫だから来たら教えてね」
「カウンターは13:45 くらいまでなら開いてるから平気〜」
焦らせないように優しいのか、
他人事なのか、
この待っている時間が長すぎて。
アドレス書き間違えて、メール来なかったらどうしよう、
メール来ても隠れ陽性だったらどうしよう、
はあああ、GWに入っちゃうから飛行機の取り直し高そう、
いやいやホテルどうする、保険使えれるのか、
と色々想像して、泣きそうになる。
何度もメールを読み込む。
pm 13:20。
残り時間はあと 15分・・・
いつになったら連絡は来るのーーーーーーーーーーーー。
2023年4月26日(thu) DAY16①