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適応障害と休職から半年。(2023.3当時の記録)

適応障害と診断され、休職してから半年が経った当時の、自分の振り返り。

経過

4月~9月:社会人一年目、働き始める。
10月:適応障害と診断され休職。
10月中はとにかく体と頭と心を休めた。
11月:外に出て気分転換をした。
12月, 1月, 2月:今後進んでいけそうな選択肢を考えた。人とほぼ関わらず自分一人で考えすぎて、方向が少しずれた部分があった。
3月:多くの人と相談し軌道修正した。休職期限が近づくが、心の整理がつかず断念。
次の4月からは、アルバイト生活。
周りの大人からは心配や励まし、お叱りの言葉を頂いた。社会に出ること、社会人として生きていくことを甘く見ていた部分があったと気付かされた。


課題

・メンタルを安定させること

休職~:日常生活でできるようになった小さなこと

・朝ほぼ同じ時間に起きて1日を始められること
・毎日外を歩く時間を作れていること
・起きるのが遅い時があっても、そこから立て直せること
・計画を立てすぎず、毎日習慣を継続できていること

今思うこと。

今まで「どうしたら人のために生きられるか」ということに重点を置いて生きてきて、学生時代はボランティア活動をし、卒業後は人のためになる仕事を選んだ。
ありがたいことに社会人になるまで、良い人々に恵まれ、自由に生きさせてもらってきた。

でも社会の荒波に揉まれ、自分の弱さに気づいた。
人のためといくら考えていても、自分が健康でなければ何もできないこと。
世の中良い人ばかりではない。自分の心と体は自分で守る必要があること。
どれも当たり前だけど、本当の意味で再認識できた。

自分の感受性の豊さは、良いところだと思ってきたけれど、この社会で生きるためにはもっと強くなる必要がある。
強くなるためには、自分は自分の正義に基いて行動をとっているのだと、自信を持つことが必要だと思う。

今まで「正義の定義は一人一人違うから…」「争いの原因は正義と正義のぶつかり合いだから…」と考え、自分の軸はあくまで仮に持っていた。
どんなに嫌なことがあっても、できるだけ客観的に、言動の裏にあるその人の意図や環境の影響を分析し「仕方なかったのだ」と捉えるようにしてきた。
でも、それでは疲弊するし心の傷はそのままになる。時に自分の正しさを主張することも大切だ。自分の立場を守ることは、自分の周りの人や応援してくれていることを守ることでもある。

考えすぎて疲れ果てて、原子の粒に戻りたくなる時がたまにある。
でも、それは不可能だ。

どうしたら社会で生き抜いていけるだけ、強くなれるか。
自分を認められるか。

答えは一つではないと思う。
私は自分を認めるために、人に影響されすぎないための軸を持ちたいと思う。そのために
・信念を書き出して、見えるところに貼って毎日リマインドする。
・夜は「そのために今日、自分が何をしたか」を思い出す。
・人に、自分の考えや今やっていることを定期的に伝える。
・周りからの言葉や態度に、自分の人生を委ねない。
・道に迷った時やうまく進めないときは先を考えないで、"今のこの時間"だけを感じる。

それと、もう一つ学んだ大切なこと…
大切な人に、弱みを見せること。
本当に弱っているときは、誰にも分かってもらえない気がして、
言ったら人が離れていくような気がして、孤独になっていく。
それでも、伝えてみること。
大切な人が誰かわからなければ、これからも関わっていきたいと思う人に伝えてみる。

どんなに社会が恐ろしく見える時にも、
優しい世界は必ずどこかにある。

この期間に支えてくれた人たち、頂いた優しい言葉は、絶対に忘れないと思う。心から感謝。

Beauty Waves. 🌿 
2023年3月22日

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